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【ニュース】Jリーグ、56クラブの経営情報を先行発表。営業収益は1,304億円(19年度対比103%)。単年度赤字クラブは21クラブ、債務超過クラブは5クラブ。

5月26日、Jリーグは2022年度クラブ経営情報開示(先行発表)に関するメディア説明会をWebにて開催した。
今回の発表では、3月決算の柏、湘南を除く56クラブが対象。

2022年度 クラブ決算一覧

会見の冒頭、クラブライセンス事務局 クラブライセンスマネージャーの大城氏が22年度の経営情報について説明を行った。

主なトピックスとして発表されたのは以下の通り。

① クラブの収入はコロナ前の状況に回復している。売上高は56クラブ合計で1,304億円(19年度対比103%)となり、111%の成長率、42クラブが増収であった。
✓ 入場料収入は148%の成長率であったが、コロナ前の80%(19年度対比)であり、まだ回復には至っていない。

② 売上原価・販管費は56クラブ合計で1,346億円となり、売上高と同様、コロナ前の状況に回復している(19年度対比105%、21年度対比109%)。
✓ トップチーム人件費は581億円であり、増加している(21年度対比106%) 。

③ 単年度赤字クラブは21クラブ(21年度21クラブ)、債務超過クラブは5クラブ(21年度10クラブ)であった。ただし、現時点で経営の継続(資金繰り)が困難に陥っているクラブは存在しない。

※19年度、21年度の数字も2クラブ(柏、湘南)を除いたもの

 

 

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