Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】JリーグとNPB合同の新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。「来シーズンに向けてルールをどう変えていくのか、年内に早急に詰めていければ(野々村チェアマン)」「検査体制に依存しないスポーツイベントのあり方をどうしていったらいいのかという事について、意見交換がなされた(三鴨氏)」

10月3日(月)、JリーグとNPB合同の「第64回 新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われ、会議後にWEB上で記者会見が行われた。

会見には感染症専門家の賀来満夫 座長(東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授、東北大学名誉教授)、三鴨廣繁 氏(愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授)舘田一博 氏(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)とNPB(日本プロ野球組織)斉藤惇コミッショナー、野々村芳和Jリーグ チェアマンが出席した。

会見での出席者のコメントをお届けしています。


○野々村芳和Jリーグ チェアマン
冒頭会議とは別の話になりますが、インドネシアのサッカー場で多くの方が無くなられる事故がありました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。Jリーグとしてもリーグ提携しているリーグでもあるので、どうしてこういった事態になってしまったのかという事を考えるといろいろな要素があるのでどこからどう対処していかなければいけないのかすごく難しいですが、Jリーグとしても具体的にインドネシアのリーグに寄り添っていけるようにしたいです。個人的にもクラブではインドネシアの選手とも一緒に仕事をすることも多かったので、サッカーの現場という事も含めて非常に心を痛めています。

コロナ会議の方に戻りますと、本日の会議では感染状況が落ち着いていることも含めて、今年どう乗り切るのかということはもちろんですが、来シーズンにどうやって運営していくか、細かな対策から大きな方向性についていろいろな話を聞かせていただきました。またシーズン途中ではありますが、来シーズンに向けてルールをどう変えていくのか、年内に早急に詰めていければと思っています。

斉藤惇
※画像は前回(9月20日)のものです。
○NPB(日本プロ野球組織)斉藤惇コミッショナー
ご案内の通り、プロ野球の方は本日セ・リーグの1試合を残して(ペナントレースの)143試合、日程変更などもありましたが先生方のご指導やご相談にあずかり、なんとか無事に完遂できそうであります。先生方やアドバイザーの皆様に御礼申し上げたいです。

セ・パでCSがあり、10月末には恒例の日本シリーズということになりますが、おかげさまでここのところ各球場盛り上がっていています。大入袋も何回か出ていて、大変うれしいです。選手の方もおかげさまでコロナの感染者もあまりでなくなっています。観戦者もたくさん集まりますので、心して何とか何もなく完遂したいと思っています。

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