Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】2022年度第4回の理事会を開催。GWに向けてのCM施策について。「夏休みに向けてもそういったトライをしたいよねという意見やそれぞれの地域にあったカスタマイズされたCMができるといいなというような話も、リーグ内や理事の方からも出ていました(野々村チェアマン)」

4月26日、Jリーグの2022年度第3回の理事会が行われ、理事会後WEB上で記者会見が行われた。

会見の冒頭、Jリーグホームタウン活動調査について高田春奈理事が説明を行った後、野々村チェアマンは次のように述べた。


○野々村芳和チェアマン
「今日もいろいろな話をいろいろな角度から理事の皆さんにしていただきました。
僕の方からは、今のJリーグの様子について話をしました。特にコロナの影響でベストメンバーを決めなかったり監督が指揮をとれない中でもいいゲームができているというような話や、リーグの中では若い選手が、将来楽しみだなと思えるようなパフォーマンスを見せているという話をしました。
またACLでは日本勢の4チームが頑張ってくれています。天候や気温、ピッチコンディション、それから完全アウェイの環境やジャッジの違いなどの中で頑張ってくれているという話もしました。それに対して、サッカー出身の理事からいろいろなコメントをしてくれています。
あと、理事会なのでビジネスの面で言えば、Jリーグは今回GWに向けてCMを打ったり今までやっていなかったプロモーションやマーケティング活動をしています。夏休みに向けてもそういったトライをしたいよねという意見やそれぞれの地域にあったカスタマイズされたCMができるといいなというような話も、リーグ内や理事の方からも出ていました。

それからフットボールに関して言えば、ルールの適応ミスの後のフローをどうしていくのかという話もありました。リーグの職員が毎日何十回も(関係各所を)回りながら考えている1つの案を提示して、その案を元に理事の方から様々な意見をもらいました。

本当に難しいことなのでこれが一番正しいというのはないのですが、僕がこの視点も必要だなと今日感じたのは、適応ミスに限らず再試合にするかしないかと言う時に、どうしても原因が、選手や審判、雨(などの天候)といったことしか考えていなかったのですが、それ以外にも、海外であればサポーターがいろいろなルールを知っていて行動を起こして止めてしまうことも実際に起こっていて、そういったことは(可能性としては)あり得ない話ではないので、もう一度リーグ内で見直しをしようという事になりました。今日はそういったことを理事会で議論しました」

なお、質疑応答の中で、今回の適応ミスの議論のきっかけとなったJ2第8節山形vs岡山戦の取り扱いについての質問に対しては、「5月・6月は連戦なので両クラブとJリーグで7月以降で日程を調整中で、公式記録の取り扱いについても理事会で決議することとなるため、決まり次第発表される(広報担当者)」と質問に回答した。

その他、本日Jリーグから決議事項・報告事項がリリースされています。

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