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【ニュース】2022年度第3回の理事会を開催。「僕らは今、30年後を考えていい取り組みをしていかなければいけないなと改めて感じたワールドカップ出場(決定)でした。(野々村チェアマン)」

3月28日、Jリーグの2022年度第3回の理事会が行われ、理事会後WEB上で記者会見が行われた。

会見の冒頭、決議事項についてそれぞれの担当者が説明をこなった後、野々村チェアマンは次のように述べた。

○野々村芳和チェアマン
「まずは日本代表がワールドカップに出場できたこと(を嬉しく思います)。昨日から青い服を着ていますが、本当に良かったなと思います。
Jリーグから育って海外のチームに所属している選手や、(オーストラリア戦に出場した選手のうち)4人がJリーグに所属している選手の活躍によってワールドカップ出場を決めることができたことは、今のJリーグにとっても価値がありますし、30年前にJリーグが始まってその頃にサッカーを始めるきっかけを世の中に見せてくれた当時のJリーグに感謝しなくてはいけないと思っています。
僕らは今、30年後を考えていい取り組みをしていかなければいけないなと、改めて感じたワールドカップ出場(決定)でした。

それから今日は(チェアマン就任後)初めてとなる通常の理事会でした。
いろいろな話をさせてもらいましたが、当然難しい話もありますが、とはいえ皆さんが建設的な意見を言ってくれて、このメンバーでいい仕事ができるんじゃないかという感覚を持った理事会でした。
皆さん忙しい中、例えば(特任理事の)内田篤人さんは今アンダーカテゴリーコーチで練習の合間にジャージ姿で参加していただきながら、フットボールをベースにいい意見をいただきましたし、またビジネスサイドの方からはビジネス目線でリーグの発展を考えてくれたコメントもたくさんいただきました。繰り返しになりますが、いいグループになりそうな気がしてきました。

就任してから2週間経ちましたが、この2週間の間に5クラブの試合へ行きました。少し雨が多くコロナ禍の影響がある中でも多くのサポーターが来てくれました。5試合のうち4試合がサッカー専用スタジアムでの観戦でしたが、改めてサッカー専用スタジアムはいいなと思いました。
サッカーを作品という観点から見ても、サッカー専用スタジアムでのゲームは第三者から見ても作品の力があるなと改めて感じたこの2週間でした。
あと53クラブありますので、残りのクラブの試合にも早く行きたいなと思っています」

その他、本日Jリーグから決議事項・報告事項がリリースされています。

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