Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】Jリーグ新体制が始動。選任された理事、監事、特任理事の意気込み(1)

3月15日、Jリーグの2022年度第1回社員総会および臨時理事会を開催し、その後WEB上で記者会見が行われた。
社員総会でJリーグ理事に選任された野々村芳和氏が、その後に行われた臨時理事会において第六代チェアマン(理事長)に選任され就任した。(→リリース
また、新チェアマンを含め本日選任された理事、監事、特任理事が会見に出席し抱負を述べた。


○窪田慎二理事(常勤)

継承すべき事は継承しつつ、新しいチャレンジをしていきたい

「引き続き業務執行理事を務めせていただきますのでよろしくお願いします。
私は小学校5年生の頃からサッカーを続けてきましてこれまでサッカーと共に歩んできた人生です。縁あって1997年からJリーグに務めさせていただき、2年前から業務執行理事を務めさせていただいています。クラブの皆様と共に地域に根差したスポーツクラブ作りを今後も行っていきたいと思っています。
クラブの経営体制の継承すべき事は継承しつつ、新しいチャレンジをしていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします」

○高田春奈理事(常勤)

いろいろな社会課題を解決していくことはJリーグが世の中に貢献していく事につながっていく

「私は先月までV・ファーレン長崎という長崎のJ2のクラブで社長をさせていただいていました。
サッカーに携わっているのは実質4年間で、それまでは主に人事や広告の分野で働いておりました。ただこの4年間、長崎で働く中でサッカーというものが本当に多くの人々の人生を豊かにしていることをたくさん目にしてきました。いろいろな人たちの生きがいになったり、家族の仲を取り持ったり、新しい仲間が増えたり、そういったものをJリーグがもたらすんだなと西の果てで感じていました。それが日本中に広がっていくJリーグの理念は本当に素晴らしいと思って、この役割をいただけたことをうれしく思っています。
これからもそういった仲間を増やしていくこと、それが最終的にJリーグの普及にもつながってくると思いますし、またその仲間と一緒にいろいろな社会課題を解決していくことはJリーグが世の中に貢献していく事につながっていくと思っています。
まだまだ微力ところもありますが、皆さんと一緒に力を合わせてリーグ運営に貢献していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします」

○並木裕太理事(常勤)
サポーターの皆様に新しい価値をエンターテイメントとして届けられるようにしていきたい

「この度、2年ぶりに公益Jリーグに戻ってきました。
今回は新任のチェアマンということで、ビジョン作りや戦略作りからスタートできるということで大変光栄に思っております。
そして、ここに揃った理事メンバーを見ても大変強力なメンバーを揃えられたと思っています。理事・社員ともども一丸となってクラブを支え、そしてサポーターの皆様に新しい価値をエンターテイメントとして届けられるようにしていきたいと思います」


○馬場浩史理事(常勤)

感動や共感を広げていって大きな事業にしていきたい

「新任、最初に野々村さんにお会いした際に『Jリーグのクラブ1つ1つが作品である』という話をいただきました。Jリーグの一つ一つの作品を通じて、感動や共感を広げていって大きな事業にしていきたいと考えています。
3月に入ってTリーグのファイナルやBリーグの天皇杯決勝も拝見しました。プロ野球でもオープン戦がスタートしています。他のプロスポーツでもいろいろなアイデアの取り組みをされていますが、私もJリーグで新しいアイデアにチャレンジしながらスポーツ全体も大きくしながらJリーグの発展に貢献していきたいと思います。初めてのスポーツビジネスになりますので、私としても感謝とリスペクトに気持ちを忘れずに取り組んでいきます。よろしくお願いします」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ