Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】第48回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。試合当日の抗原定性検査や待合場所(待機列)での感染対策について議論を進める。「今は1週間に2回の抗原定性検査をベースとしますが、チーム内に陽性疑いや怪しい症状が出た場合には、試合当日の検査もプラスアルファする(村井チェアマン)」

2月7日(月)、JリーグとNPB合同の「第48回 新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われ、会議後にWEB上で記者会見が行われた。

会見には感染症専門家の賀来満夫 座長(東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授、東北大学名誉教授)、三鴨廣繁 氏(愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授)、舘田一博 氏(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)、NPB(日本プロ野球組織)斉藤惇コミッショナー、村井満Jリーグ チェアマンが出席した。
会見での出席者の主なコメント(抜粋)をお届けしています。


○村井満Jリーグ チェアマン
「NPBは2月1日からキャンプインしました。Jリーグはキャンプに関しては終盤を迎えている状況です。これから開幕を控えて臨戦態勢に入っていくわけですが、今日も高い水準で新規感染者が推移している旨の報告をいただきました。
今日は検査体制についてのあり方についてNPB・Jリーグからの情報を提供させていただき、ご意見をいただきました。
基本的な対策は大きく変わるものはありませんが、オミクロンに合わせた機動的な対応を今後も進めていければと思っています。本日も貴重な意見交換ができました。ありがとうございました」


○斉藤惇コミッショナー
「今日の主な連絡会議の内容は、スクリーニング検査が話題になりました。野球の場合も陽性者が出ているわけですが、陽性者の復帰後のスクリーニング検査にあり方について、先生方にりリファーさせていただきました。
一般的には陽性者は(発症から)10日経つと検査なしてリリースされるわけですが、選手の場合はある程度の検査をやる事とか、我々の経験では(ウイルスの)欠片が残って陽性の反応が続く場合があるのですが、その場合での対応について先生方と話をさせていただきました。
また現在の我々NPBの関心としては、3月に予定しているチャイニーズ台北戦についてです。我々にとっては非常に重要な問題で、選手の入国問題についていろいろと努力をしていまうし、契約した新規外国籍選手が入国できない状態ですので、改善に向けた努力をしています」

(残り 3912文字/全文: 4779文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ