Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】2021PUBレポート発行。「何とかたどり着いたというある意味で安堵感もありますし、まだまだ終わっていないということでの身の引き締まる思いもあります(村井チェアマン)」

本日、Jリーグから2021年のPUBレポートが発行され、2020年3月以来の対面での記者会見が行われた。(※WEB上でも同時開催)

PUBとは・・・「Participate」(参加して)「Understand」(理解して)「Build」(共につくる)の頭文字で、1年1回レポートとして発行し、さまざまな角度から眺めたオンザピッチやオフザピッチ客観的なデータや重要戦略の進捗を振り返り、それらの変化の兆しなどをまとめている。(PUBレポートサマリー資料より)

2021年のPUBレポートはこちら

原副理事長は主にサッカー面や育成面(プロジェクトDNA)の説明を行った

事業面やリプランニングの検討については木村正明専務理事が説明を行った。

Jリーグの行ってきたコロナ対策についても詳細に説明が行われた

産総研とJリーグが協働する技術実証の総括について、産総研の保高氏が行った。

スペインからオンラインで参加した佐伯理事。社会連携、フットボール、海外グローバルについての説明を行った。

会見の最後、村井満チェアマンは次のように挨拶を行った。(※一部聞き取れない部分は省略しております)


〇村井満Jリーグチェアマン
「最後に私自身の総括をさせていただきます。
2022年の3月15日の定時総会まで任期がありますので最後まで手を抜くことなくやり抜きたいと思います。今回は退任の挨拶という場ではありませんが、(就任からの)8年について話をさせていただきます。

今日お話ししたのは具体的な打ち手レベルの話でしたが、この1年間とても大事にしてきたのは、社内的には大事にしたい価値観や経営の思想レベルの話を随分話をしてきました。

実はこの一年間毎週金曜日に15分間『チェアマンモーニングセッション』という形で大事にしていることや価値観について話をして、毎回話のテーマを色紙に書いて従業員と共有してきました。

経営というのは、コロナもそうですが何か一つの塊があってそれをジャッジするわけではなくて、毎日毎日呼吸をするように判断していく連続でした。
時には感染症の専門家とディスカッションで意識決定したり、もしくはクラブと会話する中で意思決定していく、内部の人間とやりとりをしていく中で意識決定をしていく。すべてが意思決定の連続でした。

この8年間で言えば、当初は大変心を痛めた無観客試合を裁定した差別案件がありました。またDAZNとの交渉もありましたし、今回の感染症対策というのもありました。どうしてもそういう固まりで物事を見がちになりますがそういったことは1度もなくて、常に毎日毎日、意思決定していく延長線上にそういったことがありました。社内で多くの話をしてきましたが、多くのケースでは皆さんにも共有させていただきました。

1つはJリーグは公益法人ですので、いち企業とは違いますので公益性というのが非常に重要です。その考え方をブレイクダウンしていくと、情報を開示して議論をしていただいて提言を受けて、時には耳障りの悪いことや本当に苦しいことも多いのですが、そういったご意見をいただきながら進めていく。いわゆるオープンであることを1つの重要な価値観として置いています。

例えば、『魚と組織は天日にさらすと日持ちが良くなる』と私がよく話をするときに使いますが、昨年はメディア会見を実に71回行いました。本来は(JFAハウス)3Fの記者クラブで話をしていれば在京のメディアの記者の皆様にお伝えすることになりますが、WEBでやりますと、北は北海道から南は沖縄まで、毎回140~150人メディアの方にご参加いただきます。そうすると我々の知らない話や解決していない問題をご指摘いただくことがありました。オープンにすることで情報をいただき問題点の所在を明らかにしていきながら対応していく。先ほど話した呼吸をするように判断していくということがまさにそうで、オープンにするということが非常に大事でした。

(残り 2008文字/全文: 3962文字)

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