【ニュース】Jリーグ クラブ経営ガイドを作成・公開。「特に新任の実行委員の方や100年構想クラブの方に参考にしていただければと思っています(Jリーグ・鈴木氏)」
11月1日午後、Jリーグの第11回実行委員会が行われ、その後WEB上で記者会見が行われた。
今回の実行委員会では、Jリーグが独自に作成した「Jリーグ クラブ経営ガイド」についての説明も行われた。これはJリーグ発足から四半世紀以上経過し日本全国に57クラブまで増え、新しい実行委員(=クラブ経営者)も誕生していることを踏まえまて、クラブ経営の指針となるようなガイドを目的として作成・配布された。
実行委員会後の記者会見では、Jリーグクラブ経営本部の鈴木徳昭本部長による説明が行われた。
今回はその模様をお届けしています。
〇Jリーグクラブ経営本部 鈴木徳昭 本部長
「まず本日の実行委員会で、私共、村井チェアマン・木村専務理事の方から、クラブ経営ガイドについて報告させていただき、またクラブとも共有させていただきました。
今回は簡単にJリーグクラブガイドの概要と趣旨について説明させていただきたいと思います。
冒頭に村井チェアマンからご挨拶をいただいていますが、実際にはイントロダクション、基礎知識、原理原則、領域別のガイドライン、付属資料と言ったような構成で、合計130ページの構成となっています。
まずこのJリーグクラブガイド作成の目的ですが、クラブ経営のベースを高める目的で、特に原理原則や重要な取り組みを共有して、クラブ経営本部としてクラブ経営を支援したいということです。対象としては全クラブの経営者となりますが、特に新任の実行委員の方や百年構想クラブの方に参考にしていただければと思っています。またクラブだけではなくて、Jリーグのワークショップやスポーツヒューマンキャピタルの教材としての活用など、現状いろいろなことで調整している次第です。
内容はイントロダクションから始まって付属資料まで5つのパートに分かれていますが簡単に紹介させていただきます。
大きなポイントとしては、原理原則にフォーカスしていることと、全体的に網羅的に体系化していること。全編130ページありますが、どこから読んでいただいても大丈夫ということ。それから1年に1度は最低アップデートし、もし基本ルールが変更されればアップデートしていくことで、継続して活用していただくために各クラブと共有していきたいと思っています。
位置づけとしては、いろいろな書類がリーグから出されていますが、クラブ経営ガイドはノウハウのものとしてやっています。Jリーグクラブライセンスもありますが、ライセンスよりも広い範囲で、また求める要求も高い中で作成しています。
最後に概要の中では1つ、こちらのガイドはクラブとも共有させていただいております。それからHPなどに掲載した後は、いろいろな方にぜひ見ていただいてご指摘やご要望をいただければと考えています。
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