【ニュース】第24回　新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。キャンプ時の注意点について再度確認。アスリートへのワクチン接種についても議論が及ぶ。

2021年01月25日 12時55分　
カテゴリ：ニュース解説 • 記者会見 • コロナ関連

1月25日（月）、JリーグとNPB合同の「第24回　新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われ、会議後にWEB上で記者会見が行われた。

会見には感染症専門家の賀来満夫座長（東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授、東北大学名誉教授）、三鴨廣繁氏（愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授）、舘田一博氏（東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授）とNPB（日本プロ野球組織）斉藤惇コミッショナー、村井満Ｊリーグチェアマンが出席した。

今回は会見での出席者のコメント（抜粋）をお届けしています。

1月25日（月）、JリーグとNPB合同の「第24回　新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われ、会議後にWEB上で記者会見が行われた。

会見には感染症専門家の賀来満夫座長（東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授、東北大学名誉教授）、三鴨廣繁氏（愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授）、舘田一博氏（東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授）とNPB（日本プロ野球組織）斉藤惇コミッショナー、村井満Ｊリーグチェアマンが出席した。

今回は会見での出席者のコメント（抜粋）をお届けしています。

※画像は1月12日のものです。

○村井満Jリーグチェアマン
「今まさにプロ野球もJリーグもキャンプを控えていたり、もしくは一部のチームでは始まっていたり、キャンプに対する意見交換を、時間を取ってさせていただきました。

多くのチームが一か所に集中するので、万全の体制で臨もうと改めて申し合わせました。
それから大規模イベントにおける実査・考察など産総研様からご提言をいただきました。今後の開幕に向けて、さらには五輪・オリパラに向けて変節点になると思いますが、しっかり対応していきたいと思います」

○斉藤惇コミッショナー（NPB・日本プロ野球組織）
「プロ野球は2月1日から春季キャンプが目前に迫っています。緊急事態宣言中の中、数百名単位の人を動かすという大変なことを行いますので、緊張感を持って行おうと思っています。一番大事なのか選手やスタッフなどの関係者それぞれが注意することですが、やはり自治体と現場とのコミュニケーションや協力が一番大事になります。緊張感を持ってことに当たろうと思っています。よろしくお願いします」

○賀来満夫座長（東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授、東北大学名誉教授）
「今日は私達の方からは、11都府県で非常事態宣言が発令されている中での感染状況について説明させていただきました。若干減少傾向が認められつつあるデータもある中で、まだ厳しい地域もあるという事で、そのような情報を共有させていただきました。変異株について、英国株や南アフリカ株の状況を説明をさせていただきました。

先ほどチェアマンやコミッショナーがおっしゃいましたが、厳しい状況下でのキャンプという事で、しっかりと対応していかなければいけないと。プロ野球とJリーグ共に十分な注意をして行かなければいけないということで、しっかりと検査も行っていることは私たちも確認させていただきました。

また産総研様からは、人流やCo2濃度の測定結果についての状況を共有して、今季に向けた様々な情報を共有させていただきました。まだまだこうした厳しい状況にありますので、しっかりと感染症対策を取りながら行っていただきたいと思います」

○三鴨廣繁氏（愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授）
「私どもからは、キャンプには各球団のスコアラーも視察に行かれると思いますし、またマスコミの皆さんも出かけられると思います。その時の条件作りも含めて、キャンプ地は特に宮崎や沖縄だと思いますが、医療状況が逼迫している報道もあるので、しっかりとした対策を取っていただきたいと要望を申し上げました」

○舘田一博氏（東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授）
「今回の会議の中では、特に沖縄の問題ですね。沖縄は感染者数が増加傾向なので、厳し状態が続いています。その中でのキャンプなので、選手やスタッフだけではなく、それに関連して動く人たちも含めて、その方々への検査を徹底して迷惑がかからないように、持ち込まれないようにしていただきたいと確認しました。それから今後の予定について。緊急事態宣言は2月7日までとなっていますが、今後どうなっていくのか、情報が共有されました」

（残り 2372文字／全文: 4225文字）

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