Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】J2・町田がチーム内に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことについて記者会見を開催。

8月2日(日)J2・FC町田ゼルビアの所属選手(FW・晴山岬選手)に、新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことが発表され、WEBにて記者会見が行われた。
会見にはFC町田ゼルビアを運営する株式会社ゼルビアの大友健寿代表取締役社長が出席し、次のように説明を行った。

町田からのリリースはこちら
JFAからのリリース

○株式会社ゼルビア 大友健寿 代表取締役社長
「はじめに、今回多方面にご心配・ご迷惑をおかけする事態になり、心よりお詫びを申し上げます。
早速ではございますが、本件の経過を説明させていただきます。
晴山選手は8月1日、U19日本代表のトレーニングキャンプのために千葉県内のホテルへ向かいました。
移動は都内のパーソナルトレーナーの自宅よりタクシーで千葉のホテルへ向かっています。
集合時に、感染症予防対策のスマートアンプ法という検査で陽性反応が出て、改めて追加でPCR検査を行った所、その日に陽性反応が認められました。
昨日は発熱などの自覚症状が見られませんでしたが、本日は37.2度の発熱があり病院にて療養しています。

また、晴山選手以外の選手・スタッフについては、先月31日に行ったJリーグのPCR検査が本日判明し(15時半ごろ)、晴山選手を除いて全員陰性であることが確認されています。(晴山選手のみ陽性)
また選手、スタッフの中に発熱等の体調不良者は出ていない状況です。そしてリリースにも記載していますが、晴山選手の行動履歴を確認したところ、特に1日の検査までは体調不良などはありませんでした。
より一層、予防の対策を強化していきたいと思います。このたびはファン・サポーターの皆様、地域の皆様、パートナー企業の皆様、京都サンガ様をはじめJリーグ関係者の皆様など多くの方にご心配・ご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございませんでした」

なお質疑応答の中で事実確認や詳細の説明がなされた。
以下、箇条書きで事実関係をお伝えしたい。

・昨日18時過ぎにJFAから陽性反応の連絡が入る。当日中に京都側にもその情報が伝えられる。
・陽性反応の情報が入ったのは、遠征メンバーが京都へ移動した後。
・その後、Jリーグ・京都サンガ・専門家の先生を交え、開催に向けた話し合いが行われた。
・本日15時半すぎに最終的なJリーグでのPCR検査の結果(晴山選手以外は陰性)が判明。保健所からも遠征メンバーの中には濃厚接触者はいないことが確認され、開催の判断となった。
・感染経路や遠征メンバー以外の濃厚接触者については現在調査中。

最後に大友社長から「今後しっかり、今回お伝えできなかったことも調べていければと思っています。まさにアウェイ京都戦がまもなく始まりますが、見守っていただければと思います」と会見は締められた。

追記:
この会見終了後、本日開催予定だった大宮vs福岡戦において、Jリーグ公式検査の結果、アビスパ福岡の選手 1 名に対し、陽性の可能性が非常に高いと判定されたことを受けて、医師による陽性診断がなされた場合に、本日の試合開催前に濃厚接触者の特定ができないことが確認されたため、試合中止を決定が発表されています。(リリース

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ