「これまではスタジアムができていないと上がれませんでしたが、1回上がってからも、(スタジアム整備への)取り組みをしながらスタジアム完成を待つことができる状況に変わってくる(Jリーグ・青影氏)」~2020シーズンJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会より(10)~
2019年9月27日、JFAハウスにて、2020シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。
会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。
今回もクラブライセンス判定結果発表および説明会について、会見の内容を追いながら見ていきます。
○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー
~【質疑応答】~
Q: 町田、鹿児島、琉球の件で確認です。町田は整備(改修)計画があるのでJ1ライセンス交付ということでしょうか。
「町田は、すでに着工しています」
※町田市立陸上競技場の観客席を増設します(町田市HP/2019年11月)
Q:鹿児島と琉球は、新しいスタジアムを作るということでしょうか?
「鹿児島と琉球ですが、今回レベル感は違いますが、基本的にはクラブから宣言してもらえればOKというルールにしています。具体的な計画の提出は3年後になります」
Q:現段階で具体的な話は出ていないものの、認められているという解釈でよろしいのでしょうか。
「また、新しいスタジアムを作る動きや考えを、クラブが持っているので、基本的に申請をしてもらっています。ただ、自治体を含む整備主体の方、民間の可能性もあります。そういった作っていただく方としっかりと合意が取れているかの確認は、基本的に3年後に行うつもりです。3年かけてそのあたりを検討いただき、場所の確定、予算がどのくらいになるのか。その結果4要件を満たさないといけないのですが、どれくらいのスペックを考えていらっしゃるのか。それが3年後に具体的に出てくるものと思っています。ただし、現状を見ても、それぞれのクラブで温度差はありますが、一部報道に出ている通り、構想内容が出ていたり検討は続けていますので、その確認をさせていただきます」
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