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【ニュース】FC今治がJ3に入会。Jリーグは39都道府県・56クラブ体制に。「FC今治が目指している、疲弊する地域経済や社会をスポーツで克服していこうという壮大なビジョンに向けても、これでまた一歩近づいてきているんじゃないかと思います(村井チェアマン)」

11月18日、JFAハウスにて2019年10回目のJリーグの理事会が行われ、理事会後に記者会見が行われた。

本日の理事会では、J3入会を申請していたFC今治に対し、J3への入会が全会一致で承認されたことが発表された。

FC今治
http://www.fcimabari.com/

FC今治は今季JFLで残り2節を残してJFL4位以内、百年構想クラブ2位以内の順位要件をクリア。また平均入場者数も3,000人を超えて、残り2節仮にゼロであってもJ3入会の条件をクリアすることとなり、全ての昇格基準を満たしたことで、今回のJ3入会となった。

Jリーグ村井チェアマンとがっちりと握手を交わす、FC今治・矢野将文社長(写真左)

理事会後の会見の冒頭、村井満Jリーグチェアマンは「FC今治が目指している、スポーツを使って社会を豊かにと、特に疲弊する地域経済・地域社会をスポーツで克服していこうという壮大なビジョンに向けても、これでまた一歩近づいてきているんじゃないかと思います」と期待のコメントを送った。

また、村井チェアマンに続き、FC今治の矢野将文社長も挨拶。「私たちは5年前に目標を再設定して再出発しました。その際、10年後にJ1で常時優勝争いをするようなクラブになり、満員のスタジアムにファンの皆さまが集まっていただいて、そして心の豊かさを大切にするような社会づくりに貢献することを掲げました。そのためには、クラブとしてはまだまだ課題が山積みです。J1・J2の基準を満たすようなスタジアムの建設も、今後地域の皆様と共に進めていきたいと思います。『より多くの人たちに夢と勇気と希望、そして笑顔と感動をもたらし続けます』というミッションを、実現するための拠点の整備を進めさせていただくことにもワクワクしています。皆さまとともに、Jリーグの一員として頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします」と抱負を述べた。

これでJリーグは39都道府県・56クラブの体制となった。

その他、本日Jリーグから決議事項・報告事項がリリースされています。

詳細はこちら

※会見でのコメントは後日掲載する予定です。

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