Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「今シーズン鹿児島と琉球はJ1ライセンスを取得できましたが、昇格によって例外規定がスタートするとご理解ください(Jリーグ・青影氏)」~2020シーズンJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会より(7)~

2019年9月27日、JFAハウスにて、2020シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。

会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。

今回もクラブライセンス判定結果発表および説明会について、会見の内容を追いながら見ていきます。

(5)はこちら

○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー

では猶予期間中は何もしなくてもいいの?という話です。25ページをご覧ください。
これは町田を想定したイメージです。

■例外適用①:町田を想定したイメージ

2023年シーズンには完成していなくてはいけません。ただ3年目の22年のシーズン途中にライセンス判定をするんですが、翌年開幕までにしっかりと完成し準備をできることが確認できれば、問題ないと考えております。
ただし、工事期間が延長したり、ストップしたりして約束が守れなかった場合、ライセンス申請のタイミングで守れずに、5年かかりますとか6年かかりますという場合には、例外規定1の効力を失いますので、その時に保有しているスタジアムのグレードに合わせたライセンスということになります。つまり翌年は下位リーグに降格してしまいます。

■例外適用②:鹿児島・琉球を想定したイメージ

猶予期間の考え方は町田と同様です。こちらは新設のため5年以内に完成しないといけませんが、まず3年目に節目が来ます。3年目までに場所、予算、整備内容を備えた具体的な計画を出していただきます。このタイミングで一つのデッドラインを設けて、具体的な計画が出ていない状況で、この後年数が進んでもおそらく5年以内の完成は無理だろうという予測のもと、3年目にこのような目安を設けています。

(残り 596文字/全文: 1342文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ