Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

3月決算の4クラブの決算。新たに追加された項目『アカデミーなどサッカー及びその他関連する事業を運営する法人の営業収益』の説明。~2018年度クラブ経営情報開示(2)~

7月23日、JFAハウスにて、3月決算である湘南ベルマーレ、ジュビロ磐田、柏レイソル、Y.S.C.C.横浜を含めた54クラブの経営情報を発表した。


会見にはJリーグ木村正明専務理事、青影宜典Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 クラブライセンス事務局ライセンスマネージャーが出席し、青影氏が概要の説明を行った。
今回から数回に分けて、会見の様子をお届けします。

クラブ別の経営情報開示資料(平成30年度)/PDF
2018年度クラブ経営情報開示資料/PDF

(1)はこちら


○青影宜典Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 クラブライセンス事務局ライセンスマネージャー

もう一つお手元の資料クラブ毎の収支をご覧ください。(→PDF
こちらの中で、今回アップデートされたのが、まず一枚目のJ1の中で左から5クラブ目の柏です。柏については24行目(赤枠部分)を見ていただくと、当期純利益の黒字で着地しています。さらに一番下貸借対照表の10行目(赤枠部分)も資産超過となっていますので、ライセンス基準にはなんら抵触していません。

(残り 2615文字/全文: 3070文字)

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