3期連続赤字のFC琉球について「全体の営業収益の金額と比べると赤字額が大きく、なかなか油断できない状況ですので、引き続き経営努力を求めたい(Jリーグ・青影氏)」2018年度クラブ経営情報開示先行発表(5)
5月24日、JFAハウスにて、3月決算である湘南ベルマーレ、ジュビロ磐田、柏レイソル、Y.S.C.C.横浜を除く50クラブの経営情報を先行発表した。
会見にはJリーグ木村正明専務理事、青影宜典Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 クラブライセンス事務局ライセンスマネージャーが出席し、青影氏が概要の説明を行った。

説明を行う、青影宜典Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 クラブライセンス事務局ライセンスマネージャー。写真左はJリーグ木村正明専務理事。
○青影宜典Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 クラブライセンス事務局ライセンスマネージャー
《3−1.3期連続赤字・債務超過クラブ(J1・J2)》
先ほど、『FC琉球が3期連続赤字になりました』と説明させていただきましたが、ライセンス施行の当初のルールでは、FC琉球はクラブライセンスが不交付という考え方がありますが、現行のルールに照らすと不交付にはなりません。
ルールの変更は、「3期以上連続で赤字が発生したとしても、連続赤字の最終年度における期末純資産残高が当該年度の赤字額の絶対値を上回っている場合は不交付としないこととする」としています。
文章だとすごくわかりにくいですが、別紙のクラブ決算一覧の3ページ目を見ていただきますと、FC琉球の24行目が「2018年度の赤字額」になります。4,800万円になりますが、この数字が純資産に対してどうなのかということが今回の財務基準に抵触するかしないかの判断になります。
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