Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「日本サッカー協会と(地方自治体の抱える)課題に対する様々な取り組みを一緒に進めていくことは、大変光栄であり大きな力になっていただけるものと考えています(さいたま市・清水市長)」日本サッカー協会とさいたま市の協定締結会見より(1)

5月20日(月)、日本サッカー協会は、さいたま市と協定を締結したことを発表した。

写真左から清水勇人さいたま市長、日本サッカー協会田嶋幸三会長

この協定締結により、日本サッカー協会(JFA)とさいたま市は「サッカーを通して生涯スポーツの振興・地域コミュニティ形成・醸成」「スポーツを中心としたまちづくりに寄与」のため、「教育」「文化」「環境」「経済・観光」「健康・福祉」「都市計画」の6分野で、交流及び知識共有の協力を行うとしている。

今回より数回に分けて、会見でのコメントを中心にお届けします。

○清水勇人 さいたま市長
「このたび、さいたま市と日本サッカー協会は、サッカーを通して生涯スポーツの振興とともに、地域コミュニティの形成・醸成を図り、スポーツを中心とした街づくりに寄与することを目的として、連携・協力を図っていくことに合意し、協定を締結することとなりました。
日本サッカー協会は、わが国のサッカーを統括する立場から、広く普及に取り組んできたほか、プロリーグでありますJリーグの創設など先駆的な取り組みによりまして、サッカーを国民的なスポーツにまで発展させ、わが国における他のスポーツの発展の手本となってこられました。
また、さいたまサッカー発祥の地でありますさいたま市は、Jリーグの2チームを擁するサッカーのまちとして知られるばかりでなく、スポーツ振興街づくり条例を制定し、全国初のスポーツコミッションを創設し、日本一スポーツで笑顔あふれる街の実現に向けて取り組んでおります。

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