JリーグFUROSHIKIのコンセプトについて「包むことの進化がお届けすることの進化につながって、結果的にお客様への満足につなげていきたい(JMP・出井社長)」~Jリーグデジタルアセットハブに関する会見(3)~
3月14日、JリーグとオフィシャルテクノロジーパートナーのNTTグループが、スポーツデジタルメディアアセットハブ「JリーグFUROSHIKI(Jリーグふろしき)」の構築に関する会見を開いた。
Jリーグからは村井満チェアマンのほか、Jリーグメディアプロモーション(以下JMP)出井宏明社長、日本電信電話株式会社(以下、NTT)澤田純社長、同新ビジネス推進室長2020準備担当の栗山浩樹氏が登場した。
今回から数回に分けて、会見の様子などをお届けします。
○JMP 出井宏明社長
「私の方から詳細を説明させていただきます。先ほど村井が大風呂敷を広げてしまいましたが、もう少し小さなところから順を追って説明できればと思っております。
現状、Jリーグは集めるということに関しては、全てのリーグ戦の試合映像素材、過去の映像素材、それから各種静止画や競技データなど、貯めることについてはだいぶできています。ただ1つだけ課題がありまして、真ん中にある通り包むのではなくてバラバラに管理されています。
どういったことかというと、映像であれば映像をストックする棚があって、静止画には静止画の棚があって、それぞれ別の棚にあるものを、実際に利用する方がそれぞれの棚に探しに行って使うという形になっています。せっかく集まった素材が現在はバラバラに収納されているので、単なる映像だけではなくて、映像とデータを組み合わせて何か使いたい時に、それぞれ別々に収録に行ったりしています。そういった意味では、先ほど村井が行った大風呂敷にはまだまだ足りない状態となっています。
この部分をNTTグループ様はじめ、皆様方と一緒に進化させていただきたいのが、まさに今回の『FUROSHIKI』のコンセプトです。
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