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【ニュース】Jリーグふろしきでデータを一元管理し『新しい付加価値』をつくる。「サッカーにとどまらずBリーグでもTリーグの方もご賛同いただければ広げていけるものではないか(NTT・澤田社長)」

3月14日、JリーグとオフィシャルテクノロジーパートナーのNTTグループが、スポーツデジタルメディアアセットハブの構築に関する会見を開いた。

Jリーグからは村井満チェアマンのほか、Jリーグメディアプロモーション出井宏明社長、日本電信電話株式会社(以下、NTT)澤田純社長、新ビジネス推進室長2020準備担当の栗山浩樹氏が登場した。

2019シーズンからJリーグが著作権を有する試合映像をはじめとした映像コンテンツや静止画、スタッツデータなど、全てのデータを集約し、一元的に制作・編集・提供・配信できる仕組み『Jリーグ FUROSHIKI(Jリーグふろしき)』の構築に着手することを発表した。


これまで別々に管理されていた競技記録・映像・写真といったデータを一元的に管理することにより、ファンサポーターの満足度向上や国内外での新たなファン獲得に貢献する付加価値のあるコンテンツづくりに活用したり、海外でのコンテンツ販売、競技力向上に向けた戦術分析サービスなどを提供することとしている。

今回の取り組みについて、村井満Jリーグチェアマンは「大きなFUROSHIKI の中に、ものすごく多くの映像やデータ-Jリーグの25年間の公式試合全てのデータがデジタル化していますが--これが今FUROSHIKIの中に畳まれております。これお届けする段階では、とてもエンターテイメント性の高いプレゼントとしてお届けすることが可能となりました。一方で競技レベルの向上のために多様なデータを分析を活かして、強くなるために、レベルを上げるために、うまくなるために加工することができるようになりました」と、今回の取り組みの概要について説明を行った。


また、会見に出席したNTT澤田社長は「村井さんがサッカーの魅力について問われたときに『喜怒哀楽の爆発だ』とおっしゃいました。この爆発を一緒に広げてサポートして、夢を実現していきたいと思っております。海外での配信もお考えとのことで、そこもお手伝いできたらと考えております。いずれにしても非常に新しい世界を広げていくことができ、それはサッカーにとどまらずBリーグでもTリーグの方もご賛同いただければ広げていけるものではないか」と期待を寄せた。

※会見の詳細については、後日お届けする予定です。

Jリーグのリリース
NTTのリリース

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