「(人材の)流入と輩出の相互循環がすごく大事なのかなと思いました(村井チェアマン)」~J.LEAGUE PUB Report 2018発行報告会より~(9)
2018年12月19日、JリーグはJFAハウスにて、J.LEAGUE PUB Report 2018 発行報告会を開催した。
PUBレポートはこちら
今回から数回に分けて、村井満チェアマンの説明を追いながら、PUBレポートについて見ていきたい。
○村井満Jリーグチェアマン
全体的には、私の方からは以上ですが、少し補足を1つ2つしていきます。
■店中八策
(チェアマンに)就任した時が2014年で、初戦でコートジボワール戦に負けて予選で惨敗しました。この時、開催国のブラジルが(準々決勝で)ドイツに7点取られて、ドイツに一体何があったんだ変わったんだということを皆さんと議論をしてきました。日本のサッカーをどう率いていくのかという方向性がわからない中で、これはとっても恥ずかしいのですが、ブラジルのレストランのランチョンマットに、日本サッカーを再生する時にどうしたら良いのかという『店中八策』という8項目の私なりの私案を書いたことがありました。
友達と楽しく食事をする技術とか遊ぶ技術を身に着けさせる、ワイワイ力を高めると書いてありました。サッカーを先生が上から下から教えるだけではなくて、コートジボワール戦でドログバが来たときに、自分たちでどう軌道修正したら良いのか考える、自分たちが発信するサッカーが必要なのではないのかと、つらつらと書いています。この時にダブルパス社と出会って、ダブルパス社はこのことを採点項目の中で『オーナーシップ』という表現をしています。
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