Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「現状ベストの基準だと思って運用しているが、当然外部環境等の前提条件が変われば(基準が変わる)可能性はある(Jリーグ・青影氏)」~2019シーズンJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会より(9)~

2018年9月27日、JFAハウスにて、2019シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。


会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。

今回から数回に分けて、会見でのコメントを中心に、クラブライセンス判定結果について見ていきたい。

(8)はこちら

○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー

Q:念のため確認ですが、現状町田はJ2の2位ですが自動昇格圏内です(※11/5現在、2位大分と勝点差なしの3位)。仮にこの成績で自動昇格圏内の2位以上で終わった場合でも、ライセンスはJ2なので来年のJ1昇格や昇格参入プレーオフ出場はないという認識でよろしいでしょうか?
「最後に1点ご説明が漏れていました。昇格要件というのは大きく分けて2つあります。順位要件とライセンス取得の有無になります。
ご質問の町田に関しては、今回J2ライセンス取得となっていますので、J1に昇格することはできません。
下の資料のとおり、J2クラブライセンスに関しては、順位要件を満たしていればJ2に残留できる、もしくはJ2へ昇格できるということなので、J1へ昇格するためにはJ1ライセンスが必要となります。

それから、これまでJ2への昇格に関して、入場可能数や売り上げの基準とか規約で昨年まで盛り込まれていましたので、J2への昇格・降格については基本的には理事会での承認が必要でしたが、今回からはライセンスがとれたかどうかと順位を満たしたかどうかによって判断させていただいていますので、よろしくお願いします」

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