B等級基準未充足による制裁、施設基準判定結果(J1編)~2019シーズンJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会より(3)~
2018年9月27日、JFAハウスにて、2019シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。
会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。
今回から数回に分けて、会見でのコメントを中心に、クラブライセンス判定結果について見ていきたい。
○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー
続いては、B等級基準の未充足による制裁についてです。
Jリーグクラブライセンス交付規則では、内容の重要性に応じて、基準をA・B・Cの3つの等級に区分しています。
A等級基準を充足していない場合には、クラブライセンスは交付されない。B等級の基準を充足していない場合には、クラブライセンスは交付されますが、クラブライセンス交付と同時に制裁を科され得るルールとなっています。B等級基準の例としては、衛生施設・トイレの基準であったりとか、屋根の基準などがあります。それらがホームスタジアムとして充足できているかどうかというところで確認がありまして、満たしていない場合は、次のような制裁の対象となる場合があります。
下の表は制裁の具体的な内容となります。こちらも昨年までと変わりはありません。
こちらは、具体的にB等級基準を充足できなかったクラブとスタジアム名を列記しています。
見やすくまとめていますが、簡単に説明させていただきます。
(残り 941文字/全文: 1553文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ