選手の育成について「今まで各チームの指導者の裁量だけでやっていたことところを、クラブの組織としてやっていく(Jリーグ・松永氏)」~キックオフカンファレンスより(2)
2月15日、2018キックオフカンファレンスの第1部として、Jリーグの各事業についてプレゼンテーションが行われた。
今回は、2018年の選手育成について、松永英機アカデミーダイレクターのコメントを中心にお届けします。
○松永英機アカデミーダイレクター
「(フットパスの)マスタークラスとコンサルティング、これは年に3回ずつ行っていて、非常にハードなコースとなっています。そして先ほどサッカーの部分でありました個の育成の部分については、昨年ウェストハムのダイレクターを呼んで研修を行いました。J3のクラブにおいては、昨年と今年でオーディッド(審査)を実施しているところです。
欧州の典型的なプロクラブの組織構成
プロサッカークラブの組織構成として、こういったことがスタンダードとして位置づけられています。経営委員会の中にアカデミーダイレクターや育成ダイレクターが参加している、そういったことが当たり前にされています。そしてトップチームの監督もしくはスタッフ、アカデミーダイレクターや強化部長、スカウト担当など5~6人くらいで構成される技術委員会というものを設置されたらどうですかということを(フットパスで)提案されています。
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