川崎フロンターレの平均年齢が下がった(40.7歳⇒36.9歳)理由とは?~スタジアム観戦者調査メディア報告会より(5)~
2018年1月29日、Jリーグは2017年シーズンのスタジアム観戦者調査のメディア報告会を行った。
今回は会見での出席のコメントを通して、主なポイントについて見ていきたい。
(4)はこちら
2017年度の調査結果こちら(PDFファイル)
○Jリーグデジタル出井宏明専務
■(SNS等で)緩くつながっている方がいるだけでも限りなく変わってくる
「チームに対するロイヤリティを上げるためには、どうしたらいいのか。
チームアイデンティフィーションを上げるためにどんな要素がありますかということなんですが、いつもコミュニティという話をしています。リアルな出会いスタジアムで出会う仲間がいる。インターネット・SNSでつながっている仲間がいる。またはリアルな仲間とSNS等でつながっている仲間、両方いる。やはりコミュニティに属することによって、その結果アイデンティフィーションが上がっていきます。
リアルなコミュニケーションはスタジアムへ行かないとできません。ただ、特に最近は緩くつながっている方がいるだけでも限りなく変わってくると思います。そういう意味では、若い層ではSNSで緩やかにつながっていて情報交換ができる方がいるだけでも、結果的にチームアイデンティフィケーションを上げますし、そういった活動が活発になればなるほど、おらが街のクラブとしての存在感も増すのかなと今回の数字を見ながら思っています。
■川崎フロンターレの平均年齢が下がった理由
先ほど今年度の平均年齢を若い順に並べて上位7位まで出しています。去年と今年で大きく変わっている中で川崎フロンターレは去年と今年36.9歳とぐっと下がっています。
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