「ウェストハムの育成担当者が一番強調したのはIDP(選手一人ひとりの育成プラン)の重要さ」Jリーグ育成事業に関するメディア説明会より(5)~
4月10日、JFAハウスにてJリーグの育成事業に関するメディア向け説明会が行われた。
Jリーグは2015年11月に、「JFA/J リーグ協働育成プロジェクト(JJP)」の一つとして、Jクラブがどのように選手を育成しているかを400項目余りにわたって調査・分析し、選手育成のサポートにつなげるシステム「FootPASS(フットパス)」を導入。
説明会では、フットパス導入の進捗や、調査を通じて見えてきたJリーグ全体の育成における課題、その他の育成における取り組みなどを、松永英機Jリーグアカデミーダイレクターが説明した。
今回は説明会での出席者のコメントをお届けしています。
※注:先日ご紹介した2017キックオフカンファレンスの第3部・リーグの各事業についてシンポジウムと内容が一部重複しております。あらかじめご了承ください。
⇒JJP(JFA/J協働育成プログラム)について
○松永英機アカデミーダイレクター
先週末まで2017Jリーグ U-16チャレンジリーグをJグリーン堺でやっていました。そこにはイングランドのウェストハムも参加してくれました。また新しいところでいきますと、今年のU14の東京国際にもJリーグ選抜として出ることとなりました。
フットパスを中心としたJJPの取り組みです。先ほど説明させていただいていますが、2015年からフットパスを導入しました。今年と来年にかけてマスタークラスとクラブコンサルティングを行っています。と同時に、アカデミーダイレクターのコーチ研修やワークショップをおこなっています。これはフットパスを導入したことの成果の検証を2019年に検証をしていく途中なんですね。いろいろな監査や分析をしていただいた中で、各クラブが取り組んでいく、あるいは課題解決のためにいろいろな支援していく中で、フットパスを導入した成果をここで検証するという流れになっています。ただ2019年(以降)にフットパスをやるかどうかは、今後のJリーグではまだ決まっていませんが、ここは何らかの検証が必要なのかなと思っています。
これは同時進行でおこなわれていたアカデミーダイレクターをもっともっと伸ばしていこうということで、イングランド、ドイツ、ベルギーのアカデミーダイレクター研修です。
オーバーザトップ。世界に追い付け追い越せ。
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