【解説】10年2100億円をどのように使うのか(5)降格救済金・ACLサポートについて徹底解説!
Jリーグは2月9日、2017年シーズンにおける規約・規程改訂および各種配分金に関するメディア向けの説明会を実施し、クラブライセンス交付規則における変更点、および各種分配金について説明を行った。
今回は降格救済金、ACLサポートについて、黒田卓志Jリーグ経営企画本部企画部グループマネージャーによる説明と解説を交えながらお届けする。
⇒【一覧】10年2100億円をどのように使うのか
〇黒田卓志Jリーグ経営企画本部企画部グループマネージャー
■降格救済金(パラシュートペイメント)について
続きまして、降格救済金に関してですが、降格1シーズン目は降格前年度の配分金の80%を保証します。
降格救済金制度とは・・・
■クラブ強化につながる意欲的な投資を促すことやクラブ経営の財務的な安定性を確保するために、下位リーグ降格時の大きな収入減を抑制する。
■降格前年度に配分されている均等配分金の一定比率(80%)を保証する。
J1の均等配分金が3.5億円となりました。その80%を保証しますので、J2に降格した最初の年度は2.8億円となります。J2の均等配分金が1.5億円ですので、実質降格救済金というのは実質1.3億円の部分になります。これはJ1からJ2へ降格した3チームに支払われることとなります。
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