「(メディアに対するサービスについて)ラ・リーガ風に出来る範囲でやろうと思っています」~PUBレポートメディアブリーフィング質疑応答(6)~
2016年12月21日に行われた、PUBレポートメディアブリーフィングでの村井チェアマンへの質疑応答をお届けしています。
■PUBレポートメディアブリーフィングでの村井チェアマンによる説明一覧・質疑応答
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Q:先ほどからずっと聞いていると、確かに努力をされているのは重々わかるのですが、もっと基本的なことをやらないとよくならないんじゃないかなと。つまりどういうことかと言いますと、お金をかければお客さんが増えるというのは単純だと思うんです。そうじゃなくて出来ることをやらないといけないんじゃないかなと。
一つチェアマンにお聞きしたいのは、Jリーグが各クラブに対しての指導力と言う点で、例えば試合前に情報を取ろうと思っても制限がだいぶ増えてきました。相手チームにも挨拶もできないようなスタジアムもあります。報道・メディアの立場で言いますと、今日は活字の方が多いかと思いますが、放送は生なんです。でも活字媒体は過去なんです。それを考えた時に、当日の取材がほとんどできません。唯一FC東京だけが試合前の練習中の最後に唯一監督の囲み(取材)をやってくれています。早版用にはもってこいだということで非常に助かっていると新聞社から聞いています。そういう事を含めての指導力について。
もうひとつ言うと、サッカー関係の方がファン・サポーターとひと括りに言われますが、ファンとサポーターの違いを変わっていますかということを聞きます。ファンが増えない限り、サポーターは増えないと思います。そのファンの皆さんにどうやったらアピールできるのか。あちこちで僕は言っています。『練習の時から背番号を付けてくれ』と。一向にどこもやっていません。なぜかと言うと、FC東京の武藤がいる頃に、近所のおばちゃんが孫が武藤を見たいので味スタにいきたいと思って行ったら、味スタに行ったらどこに武藤がいるのと、おばちゃんは当然わかりません。そういう状況で、これが(練習中から)背番号が付いていたらなあと。一つは見る方、取材する方がらもいいんですけど、選手にプラスになることをわかっているのかなと思います。選手から背番号を付けていれば、練習から手も抜けないはずです。そういう効果を考えると、どこかのチームがやらないと始まらないのかなと。あちこちのクラブで言いますが、接頭語は決まっています。『そうは言うけど』と言われます。お金がかかるというチームもありました。もっと言うとヨーロッパでもやっていません、昔からサッカーはやっていませんという答えが返ってきます。
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