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東大阪フットボールマガジン

【無料記事】山下拓馬(FC大阪サポーター応援団体・W-VUTS代表)「我々、FC大阪サポーターの“圧倒的”な応援力を見せて戦い抜きましょう!」【2025シーズン開幕直前意気込みインタビュー #28】

FC大阪、2025シーズンJ開幕前の意気込みインタビュー企画。

#28は、FC大阪サポーター応援グループ・W-VUTS代表の山下拓馬さんです。

応援グループの代表として、そしてFC大阪サポーターを代表として、今シーズンにかける意気込みだけでなく、応援団体の方針や昨シーズンの思い出に残る試合も熱く振り返っていただきました。(取材日:2月1日)

 

ーー自己紹介も兼ねて自己アピールをお願いします。

 

FC大阪サポーター応援団体・W-VUTS(ダブル・ヴァッツ)の代表を務めております山下拓馬と申します。

我々はFC大阪を応援することはもちろんのこと、東大阪のサッカー文化の発展のためにもゴール裏で応援活動をさせて頂いております。

老若男女誰しもが応援しやすい環境の創出、花園でサッカーを楽しんでもらえるような応援スタイルの確立などを目指し、様々な方々と共に活動をさせてもらっております。

 

ーー2025年が始まりました。この1年は、どのような1年にしたいですか?

 

2025年のクラブのスローガンが「圧倒」と発表されました。これを受け、我々ゴール裏での応援についても、相手を「圧倒」するように活動してまいります。

また、選手からの要請を受け、「圧倒的なホームの雰囲気」を出せるようにも動いてまいります。

しかし、これは私一人では絶対に達成できません。また一朝一夕で達成されるものでもありません。

FC大阪を愛するファン・サポーターの皆様と共に一丸となり、階段を一段ずつ登りながら、達成できるように我々も動いてまいります。

 

ーーオフシーズンはどのように過ごされていましたか?

 

私自身については仕事に忙殺されていましたが、その間を縫って、仲間と2024年シーズンの応援活動の振り返りをしたり、意見交換会を実施したり、趣味の活動をしました。

また、選手の移籍の情報を見ながら横断幕の整理、管理を行っていました。

 

ーー2024シーズン全体を振り返ってFC大阪の戦いをどのようにご覧になっていましたか?

 

全体的に気持ちがこもっている試合が多かったように思います。それが分かるからこそ、サポーターも熱のこもった応援を行えたのではないかと思います。

 

ーーご自身の中でFC大阪への応援活動を通して、昨年得た教訓や成長したと思われることはどのようなことでしたか?

 

花園のゴール裏に向かってFC大阪の選手達が攻撃をする際、ゴールが決まるシュートが何となく分かるようになり、大旗を上げるタイミングがピタッと合うようになってきました(笑)

ちなみに、私は試合中は大旗を担当させて頂いております!

 

ーー反対に、ご自身で応援活動での課題や直していきたいことなどはありましたか?

 

実は私、大きな声を出すとすぐに声が枯れてしまいます。(苦笑)

のど飴を水に溶かすと良いという情報を教えてもらいましたので、のどをケアしながらも全力で声出しを行ってまいります。

 

ーー昨シーズン印象に残る試合はどの試合でしたか?

 

2試合あります。

まずは、敵地での生駒山ダービー。

花園から近いアウェイとはいえ、かなりの数のFC大阪サポーターが集まりました。

私は最前列で大旗を担当していましたが、背中越しに仲間達の激アツな声援を感じ、それに影響されて120%の力を出せたと思います。試合終了のホイッスルと同時に涙ぐんでしまったほどです。

そして、花園での北九州戦です。

試合展開もそうでしたが、後半にかけてのスタジアムの一体感、スタジアム全体からFC大阪の勝利のための願い、祈り、激励などの手拍子や声援が響き渡り、めちゃくちゃいい雰囲気だったことが印象に残っています。

 

ーーFC大阪にとってJ3優勝と昇格の目標は絶対だと思いますが、個人として応援活動での目標は何かありますか?

 

目標は「花園のゴール裏からビジョンまで地声を届かせること」と「担当する大旗を毎試合3分以上連続で振り続けること」です。

サポーター団体の代表ではありますが、私もサポーターの一員。常に全力で選手達を鼓舞し、スタジアムの盛り上げ役を務めてまいります。

 

ーー応援活動以外での個人の目標は何か設定されていますか?

 

今年の年末までに体重を10kg減らすことです(笑)

 

ーーFC大阪のチームスローガンは「圧倒」に決まりましたが、Jリーグの他のスタジアムゴール裏よりもご自身の中で今年圧倒したいことは何ですか?

 

花園のゴール裏が、どこのゴール裏よりも「熱く楽しく全力で応援ができる場所」になるように動いていきます。

 

ーー今年、花園スタジアムを盛り上げるためにどのような点を意識して取り組んでいきたいと考えていらっしゃいますか?

 

今年は「見た目」も意識したいと考えています。

大量の水色の旗がなびく花園のゴール裏を見ていただき、「あの中に入って応援してみたい」と思ってもらえるような取り組みを行っていきたいと思っています。

もちろん、声援を送りやすいような応援歌も作成中です。

歌詞がわからなくても手拍子しやすいようなリズムの応援歌であったり、仲間と話をしながら様々な工夫を凝らしていきたいと思っています。

 

ーー監督・選手とは異なった立場だと思いますが、チームを盛り上げる立場から今年のシーズンにかける意気込みをお願いします。

 

FC大阪のサポーターの皆様が、熱く楽しく全力で応援できるような環境を整えていきます。

我々、FC大阪サポーターの“圧倒的”な応援力を見せて戦い抜きましょう!

 

 

取材・文 中本宏樹

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