「football fukuoka」中倉一志

長谷部茂利/「みなさんのここまでのサポートについては本当に感謝している。感謝の一言しかない」:【アビスパ’s Voice】

内容:練習後の共同囲み取材
日時:2024年11月19日(火)
場所:雁の巣球技場にて

19日に行われた長谷部茂利監督への取材はTV幹事社による代表質問の後、引き続きメディア各社による質疑応答が行われましたが、その内容について以下の通り全文を掲載します。なお質疑応答については参加者の誰もが自由に発言できる共同の囲み取材の形で行われた後、各社の希望により、メディア各社と監督が1対1で個別取材できる時間も設けられました。私の個別取材での質疑応答は4ページ目に掲載しました。

◎長谷部茂利監督;
■想像で人の人生は動かせない
Q:2000年の開幕戦はJ2でのアウェイ北九州戦でした。あの雰囲気を覚えていらっしゃっいましたら、どういう雰囲気で、どのように臨まれたのか、改めて教えてください。
「はい、覚えています。忘れもしません。ゴール裏で相手に負けない、引けを取らない盛り上がり。ダービーだったのでそういう雰囲気はあったと思いますが、開幕戦でもあったので、そういう意味では、あの応援の中で、また試合も拮抗した展開で最後は1-0で勝ったというゲームだったので忘れることのできない試合です。結果も出たのでいい思い出です」

Q:アビスパでの初采配でしたが、『このクラブでやっていける』というような感触みたいなものは、あの試合で掴まれたりされたのでしょうか?
「それは試合をやる前から思っていました。試合に勝つごとに自信を得るというよりは、私自身は常にうまくいくと思って福岡に入っています。そして福岡で指導しています。なので、確信というか、やっぱりというような、うまくいったというか、そういう感覚ではありました」

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