「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第26節 札幌-福岡】「我々は今日のゲームで2ポイントを失ってしまった」/ペトロヴィッチ

2024明治安田J1リーグ 第26節
日時:2024年8月10日(水)14:01キックオフ
会場:大和ハウス プレミストドーム/24,039人
結果:北海道コンサドーレ札幌 2-2 アビスパ福岡
得点:[福岡]シャハブ ザヘディ(14分)、[札幌]鈴木武蔵(65分)、[福岡]亀川諒史(90+6分)、[札幌]田中克幸(90+9分)

◎ペトロヴィッチ監督(札幌);
Q:試合を振り返って
「今日のゲームは3ポイントがどうしても必要という試合だったんですけれども、残念ながら引き分けという結果に終わってしまいました。試合の入りのところで一つのミスからファールを取られて、PKで失点をして、非常に安い失点だったと思いますけれども、やはり、その失点が非常に自分たちにとってゲーム展開を難しくしてしまったというふうに思っています。

それでも時間は十分にあるということで、選手たちは落ち着きを取り戻してゲームを進めてくれました。そういう中で後半に同点に追いついて、そして、その後は選手たちが勝利するべく相手に圧力をかけるプレーを見せてくれたと思います。後半は特にボールがしっかりと動き、縦パスも入って、サイドチェンジもできて、味方の選手を追い越していくようなプレーからのクロスというのは非常によく出ていたと思います。福岡は非常に堅いチームですけれども、その福岡に対して十分にゴールを脅かすようなプレーというのは出せていたのではないかと思います。

ただ、そうやって我々がより得点を狙いに行くべく攻めた中で、カウンターから失点しましたけれども、タラレバではありますけれども、外にクリアしていればという想いもありましたけれども、もちろん相手の素晴らしい、まれにみるようなボレーシュートでしたけれども、それが入ってしまって2-1と勝ち越されてしまいました。けれど、選手たちは最後まで諦めないという気持ちを今日の試合を通して見せてくれましたし、失点をしたあとも気持ちが折れることなく戦ってくれました。その中で(田中)克幸の素晴らしいミドルシュートが入って追いつくことができた試合でした。

ゲーム自体は決して悪いところはなかったと思いますし、むしろゲーム自体は非常に良い内容であったというふうに思っています。選手たちも気持ちを出した、そして素晴らしいプレーを見せてくれました。彼らのプレーや頑張りに対して、それを非難することなど全くできることではないと思いますし、むしろ素晴らしいプレーをしたというふうに褒めてあげたいぐらいの、それぐらいのプレーだったと思います。ただ今の状況の中で、我々チームにとってこの1ポイントの引き分けという結果は、もちろん、決して満足できるような結果でないのは確かですし、どちらかと言えば我々は今日のゲームで2ポイントを失ってしまったというふうな表現の方が正しいと思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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