【レポート J1第25節 湘南-福岡】自分たちの原点を見つめ直しトライし続けた湘南戦。終了間際のゴールで勝点1を積み上げる
2024明治安田J1リーグ 第25節
日時:2024年8月7日(水)19:03キックオフ
会場:レモンガススタジアム平塚/9,691人
結果:湘南ベルマーレ 1-1 アビスパ福岡
得点:[湘南]鈴木章斗(61分)、[福岡]シャハブ ザヘディ(90+4分)
提示された7分のアディショナルタイムは既に4分が経過。1点のビハインドを追うアビスパに多くの時間は残されていなかった。だが北島祐二は自分に言い聞かせる。
「時間がないのは分かっていた。でもだからこそ、焦って蹴るのではなくいつも通りのリズムで蹴ることが大事」
コーナーアークにボールを置いて両手を挙げて合図を送り、いつものリズムで右足を振り抜いた。
「誰かに合わせるというよりもポイントを狙って、そこへ誰かが入ってきてくれればという狙いで蹴った」というボールは、ゴール前中央に構えるウェリントンと、彼を囲む3人の湘南ディフェンダーの頭上を越えてファーサイドへ。そして、その想いにシャハブ ザヘディが応える。少し離れたところから完璧のタイミングで飛び込んで頭で合わせた。大きく揺れるゴールネット。そしてアウェイゴール裏でチームを後押ししていたサポーターから歓声が上がる。
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