【無料記事】【記者会見 天皇杯3回戦 福岡-愛媛】「心から自分がどう思うかということが大事ではないか」/長谷部茂利
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 2回戦
2024年7月10日(水)19:00キックオフ
会場:ニンジニアスタジアム/1,395人
結果:アビスパ福岡 0-2 愛媛FC
得点:[愛媛]三原秀真(52分)、藤原悠汰(75分)
◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「シュートの本数も含めて、自分たちの攻撃というのがままならない。相手の守備も攻撃も良かったと思いますし、退場したことによってさらに追い込まれたような状況です。それでも選手たちは持っている力を出そうとしてくれましたが、なかなか攻撃の糸口というものを…、セットプレーぐらいですかね、チャンスになりそうなのはという感じでした。今選手にも話してきましたけれども、この大会でベスト4以上を目指していましたが、これでついえたと。残りはもう自分たちはリーグ戦でどうにか、今日のような戦いではなくて、相手に食らいついていくような、もっともっとアグレッシブに、必死になって戦うような、そういう姿勢をもう一度取り戻して戦っていこうという話をしました。今日の相手は素晴らしかったと思います。ファイトしていたし、全員が攻守にわたって走っていたし、技術的なところも良かったと思います。素晴らしかったと思います。おめでとうと言いたいです」
Q:監督がおっしゃったように、愛媛さんは非常に良い内容だったと思います。それを承知の上で、京都戦に続いて力を出し切れないというか、普段なら強度でやっつけるところを逆にやられる。そういう試合が2試合続居ていることについて、何か感じるところありますか?
「リーグ戦で敗戦したところは、強度でやられているかどうかというと、全体ではそうでもなかったと思います。五分のゲームだったと思います。ただ今日のところは相手のモチベーションも含めて、若い選手のエネルギー、その辺が前面に出てたというか、出されてしまった。そこは上回られたと思います。自分たちも若いわけですし、自分たちもそういうパワーを持っているはずですけれども、そういうところを出し切れなかった。相手を褒める以外にないと言うか、自分たちも少し反省して、同じような過ちを繰り返さないようにしようという話は今してきましたけれども、それは簡単ではない。最後は気持ち。心から自分がどう思うか、そういうことが大事なんじゃないかという話をしてきました。そう思っています」
Q:中2日のゲームで、前の試合に出場した選手もいましたが、疲労の影響はありましたでしょうか?
「あったと思います。それは我々だけではなくて、他のチームそういうことたくさんあると思いますが、少なからずあったと思います」
[中倉一志=取材・構成・写真]