「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第19節 町田-福岡】「いくつもある町田さんの強みをどうにかしていくつか消せた」/長谷部茂利

2024明治安田生命J1リーグ 第19節
日時:2024年6月22日(土)15:03キックオフ
会場:町田GIONスタジアム/9,092人
結果:FC町田ゼルビア 0-0 アビスパ福岡

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「町田さんの強みというのはいくつもある、その強みをどうにかしていくつか消せたのではないかなと思います。簡単に失点をせずに、無失点で推移しながら、最後のゲームを決めるところでそういうチャンスも作りましたし、決めていれば今日は100点だったなというふうに思います。それでも勝点3ではなく勝点1でしたが、順位でいうところの上位に対して、トップを走っている町田さんに対して自分たちができることはやったし、できたと思います。攻撃のところの課題は相変わらずなので、継続して、これ以上自分たちが順位を上げていく、強い町田さんに対して試合で勝利を収めるという意味では、そこが足りなかったと思うので、また次の対戦のときに発表できるように選手とすり合わせていきたい、技術をアップをしていきたいというふうに思っています」

Q:決めていれば100点だったとおっしゃったように、攻守ともに想定内で試合を進められたと思います。攻撃は引き続きの課題ということですが、特に今日の試合で「ここ」というのがありましたら、どんなところになるのでしょうか?
「こんなこと言っていいのか悪いのか(分かりませんが)、おそらく、ピッチが少しやりづらかったんじゃないかなと。それはアビスパの選手だけではなくて、町田の選手たちも少し止まったり、滑ったりというのが頻繁に見られてやりづらそうにしていたので、そこは少しスピード感を失ったり、時々そういうことが作用してプレーがなんか変な方向に行ったりというのがあったので、そこはちょっと懸念材料というか、見ていてそんなふうに思いました。ただ、自分たちがそれも含めて、風や環境、状況に拘わらず良いプレーをしていかなくてはいけないという意味では、結局、そこの技術が足りなかった、そういうふうに思います」

Q:今日で前半が終わりました。則年は前半を終えての勝点が20。今年は29。クラブの最高順位を更新するという目標に対して順調に来ているように見えます。前半戦をどのように振り返っていらっしゃいますか?
「印象ですけれども、データも含めて自分たちは少しずつですけれども、攻守にわたって、やりたいことができつつある。できないときもたくさんありますが、その回数だったり、チャンスの大きさ、ピンチを小さくできるように、そういうことに取り組んでいますが、数字が物語ってるように、少しずつですけれども近づいてるというか、高まってるというふうには思います。内容こそ全てが良いわけではありませんが、そういうところを目指しています。同じことを言いますが、少しずつですけど良くなってると思います。ただ今の自分たち、過去の自分たちに思うことは、例えば29点取れましたが、残りで29点取れるのか、分かりませんね。今日のゲームの相手はトップを走る町田さんですが、1位のチームに得点が取れないということも含めて、正直、上を見たら、あんまりきりがないと思うんですけれども、『29点取ったからいいでしょ』と下を見たら自分たちは後がない。私自身も後がない。つまりそういうふうに考えているので、半分というひとつの区切りではありますが、継続して戦い続けていきたいし、良くしていきたいし、選手が迷うことなくピッチを走り回ってゴールを目指してほしいなと、そういうふうに思っています」

Q:町田の選手がロングスローの際にボールを丁寧にふいてロングスローをしていたんですが、それは気にはなりませんでしたか?
「何ともありません」

Q:今日は右サイドで小田選手と平河選手のマッチアップがすごく見どころがありました。その中で、小田選手が非常にいい対応をしていたと思いますが、特に攻守にわたって良かったと思われる点、その上で、もう少し求めたい点について、それぞれ教えてください。
「非常に攻守にわたって良かったし、攻撃のところでもう少し参加して、自分から発信していくようなプレー、まずボールを触っていかないといけないんですが、なかなかそういう場面がなかったから少し本人は不本意だったと思うんですけれども、ヘディングの競り合いでは、一番強い選手ですから優位性があるところを使っていくというところは何回かチャレンジしてくれてました。カードをもらってしまって、対峙する選手が速くてうまい選手なので2枚目に気をつけるという意味で交代しました。また、我々には交代で入った選手も良さを持っています。亀川からのアシスト、クロスで中でドンピシャだったら得点という場面がありましたが、あれを期待して出したので、次はああいうチャンスがあったらアシストを決めてほしいなと思います」

Q:今日はグローリ選手が外に開いてのプレーというものが結構あったように思います。町田戦ということで、そういう狙いがあったのか、それとも最近は攻撃の幅が広がっているという意味で、グローリ選手の攻撃参加があるのでしょうか?
「いや、これまでもそうですし、全員が繋がって攻撃を、今日は外気味にスペースがあったので、そこのスペースをグローリーが使ったということです。後半の最後の方なんかは、宮が左サイドで上がっていましたけれど、そういうときもあります。あんまり中に上がっていくのは効果的ではないと思うので、そういう意味では外側だったり、後ろから攻撃をサポートするような、そういう仕事がここのところできていると思います。点を取れてないので、できているかと言えば、上出来かと言えばそうではないので、そこを突き詰めてほしいなと思います」

Q:3バックの選手がどんどん攻撃に絡んでいっている一方で3試合連続クリーンシートです。今季本拠地で無得点試合がなかった町田さんを抑えられたというところで、その要因を一つ上げるとしたら、どんなところになるのでしょうか?
「良かったというか、一言で言ったら、多分、町田さんはやりづらかったと思います。それで察してください。私が喋ることじゃないので、みなさんが研究してください」

Q:ウェリントン選手は得点こそありませんでしたが、攻守にわたってハードワークして活躍してくれたと思います。そこの評価と、シャハブ選手とのスイッチのタイミングが難しかったと思いますが、その意図を教えてください。
「ウェリントンに関しては非常に良かったと思います。ほぼ全部のボールを競らなくてはならない。プレスもかけなければいけない。ボールを引き出さなくてはいけない。いろんなプレーが求められるエースと呼ばれるポジションですね。よくやってくれたと思います。また、我々は勝ちたいという想いがあり、そのために点数を取らなければいけない。そこで良いタイミングを計って、シャハブを入れて、シャハブが点数を取るのではないかという、まさにクロスからヘディングという形になりましたけれども、残念でしたね。良いボールだったと思うし、いいところに入っていたし。ときどきあのポジションはフリーすぎてドギマギしてしまうというか、何でもできちゃうときにうまくいかないことがたまにあるんで、それだったのかなと思います、まだ話していませんが。それでもそういうチャンスを作っていたし、ゴールもしそうでした。それを期待しました。それを本人にも伝えました。残念だったです」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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