「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 YBCルヴァンカップ第4節 鹿島-福岡】「少しずつ上達している、向上していると思う」/長谷部茂利

JリーグYBCルヴァンカップ第4節
2023年4月19日(水)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/3,520人
結果:アビスパ福岡 2-1 鹿島アントラーズ
得点:[福岡]城後寿(14分)、[鹿島]アルトゥール カイキ(31分)、[福岡]ウェリントン(90+3分)

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「五分五分のゲームを阿吽の呼吸で2人が取ってくれた1点目。また接戦の中で最後に似たようなことがありましたけれども、今日もコーナーキックのアシストから得点という、しかも同じゴールへ。シナリオ通りと言えばそうですが、その前に失点しないこと。隙がありました。そこと得点をもう1点取れたらなと。そういうチャンスは他にもあったので。ただ数が少ないので、それは選手にとっては酷かなと思いますが、少しずつ上達していると思います。向上していると思います」

Q:勝ちましたので敢えてお聞きしますが、後半に少しこちらにリズムが流れかけてきた時に、カットボールを簡単に相手に渡してしまうことが多かったかなと思います。そこはどのようにご覧になられていますか?
「ずっとテーマだと思います。特に今日の、その言われるような時間帯は、カットボールをもう少し状況に合ったプレーを選んで相手にボールを渡さない、自分たちが攻撃の初めに2本目、3本目で繋がるような、そういうふうに持っていけたら、もう少し展開が変わったのかなと思いますが、おっしゃる通りだと思います」

Q:今日は重見選手がフル出場しました。スタンドから見ている限りでは、かなり良いプレーをしていたという印象があります。どのように評価されていらっしゃいますか?
「良い選手ですね、だから来てもらいました。みなさんが感じている通り、最後にキーパーと1対1になったところで点数を取れれば判子を押せるんですが、判子を押せるというのは、素晴らしいと言えるのですが、その手前ですね。もう一息だと思います。期待しています」

Q:これでリーグ戦、ルヴァンカップと合わせて12試合戦いましたが、数えてみたら10人の選手がゴールを決めています。誰かに頼るのではなく、みんなで点を取りに行っているところが本当にアビスパらしいなという印象があります。
「お互いに選手同士がゴールを決めさせる、決めるということはできていると思います。ただ頼っています。私は選手を頼っています。だからチームの中には『頼っている』という単語はあります」

Q:今日はU-21の選手起用というところで前田選手ではなく西村選手を選択されましたが、前ではなくサイドで使うという選択は、どのような考えだったのでしょうか?
「練習からいいプレーをしていた、レギュレーションで2人のどちらか、もう1人いますが怪我をしているので、そのどちらかを出すという中で、自分たちが相手に対して長所というか、戦える、五分五分に持っていける選手、今日は西村(活輝)が出ました。得点が取れればもっと良かったと思いますが、ただあそこまで入っていけているし、ボールにも行けていたし、守備のところでも機能していたので非常に良かったと思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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