【無料記事】【選手コメント J1第31節 福岡－神戸】「もっとチーム全体で一致団結してやっていかないといけない」／宮大樹

2022年10月02日 22時49分　
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2022明治安田生命J1リーグ 第31節
2022年10月1日（土）14:03キックオフ
会場：ベスト電器スタジアム／10,933人
結果：アビスパ福岡　０－１　ヴィッセル神戸
得点：［神戸］小林祐希（21分）

◎宮大樹選手（福岡）；
Q:負けたこと云々よりも、次にどうするかということだと思います。そういう意味では、今日の試合を踏まえて、どんなところを直していきたいとお考えですか？
「まずは試合の入りというところと単調なミスが多いというところ、この２点に尽きるかなと。今日の試合に関しては思いました」

Q:サッカーですから点を取られることもありますが、今の状況では取られないということが必要なのではないかという印象があります。
「今日の失点は、最後は僕のところから失点してしまいましたけれども、それまでの過程も含めて、あっさりと相手にチャンスを与えるようなシーンが多いのかなと思います。ロングボールに対して、誰も競りに行けなくて収められてしまったりとか、自分たちの自陣でパスミスが起きてしまって押し込まれるシーンだとか、本当に何か不用意なというか、普通にやっていれば、良い時だったら絶対に起こりえないミスが多いのかなと思います。まず一人ひとりがちゃんと意識を高く持ってやらないと、連動云々じゃないので、本当に積極性というのが足りないのかなと思いました」

Q:そこのところを考え直すというところで、次まで1週間空きますが、みんなに話したいとか、伝えたいこととかありますか？
「今日の試合における重要性というものを、もっともっと選手全員が分からなければいけないなと思いますし、ピッチで誰が表現しなければいけないかと言えば、試合に出ている11人が特に表現しないといけないので、もっと球際とか、ミスした選手に対する声かけとか、別に咎める必要はないですけれど、もっともっとチームが上向きになるような声掛けというのも、もっともっと出てこないと、よりこの先３試合というのは、そういうところが大事になってくると思うので、もっとチーム全体で結束感というか、一致団結してやっていかないといけないなというふうに思っています」

Q:混戦なのでまだまだだと思います。試合が終わったばかりですが、次節の札幌戦というところではいかがでしょうか？
「札幌さんは非常に全員でファイトしてくるチームですから、僕たちもそこに負けないように、まずは球際とか出足のところ、気持ちの部分で負けないように、この１週間しっかり準備して、死ぬ気でやらないといけないなというふうに思います」

Q:今の残留争いの混戦状況を考えると、もちろん勝点３が取れればいいですけれど、１を積み上げるということも大事だと思います。その辺の意識としては、どのようなことを考えていらっしゃいますか？
「今日は非常にたくさんのサポーターの方も来てくださって後押ししてくれた中で、最後１を取って、勝点１を持ち帰られればというところだったんですけれど、それができなくて非常に残念な気持ちです。あそこでセットプレーとかで１点を取れるチームが、やはり残っていくと思うので、そこはもっともっと追求していかないといけないなと思います」

Q:神戸はロングボール対策を手厚くしてきたと思いますが、出し手としては、どのように感じていらっしゃいましたか？
「いや出しづらいとは一切思わなかったです。うちのフォワードや前線にいる選手は、それでも強いので、そこは自分たちの強みでもありますし、そこは自信を持って準備してきたことだったので、そこに対しては一切不安はなかったです」

Q:試合前に大迫選手との対戦をワクワクしているとおっしゃっていました。実際に対戦してみての感想はいかがですか？
「試合中も何度かコミュニケーションを取らせてもらったんですけど、やっぱり駆け引きの部分はうまいなと。これが日本を代表するようなストライカーだなというふうに思いました」

［中倉一志＝取材・構成・写真］