雁の巣に広がるいつもの光景。それは「自ら招いたことは自らの力で解決する」という意思表示:【ニュース&レポート】
「あげていくよ!」
9月13日、雁の巣球技場に大きな声が響く。その声に呼応してピッチのあちこちから掛け声が上がる。先頭に立って声出しするのは宮大樹、渡大生ら。山岸祐也はいつものように楽しそうにフィジカルトレーニングに励む。最年長ながら、若い選手に負けないパワーで前後左右にステップを踏む城後寿には「城後さん、まだまだいけるよ!」と仲間から檄が飛ぶ。いつもの雁の巣のいつもの雰囲気。そんなトレーニングを見ながら「雰囲気もいいし、やるぞという空気もある、満ちている」と長谷部茂利監督は穏やかな表情を浮かべる。
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