「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第27節 鳥栖-福岡】「結果云々はあるが白熱したゲームになったのではないか」/長谷部茂利

2022明治安田生命J1リーグ 第27節
2022年8月26日(金)19:03キックオフ
会場:駅前不動産スタジアム/11,597人
結果:サガン鳥栖 1-1 アビスパ福岡
得点:[鳥栖]本田風智(17分)、[福岡]ジョルディ クルークス(26分)

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「試合全体は五分五分のゲームだったというふうに感じています。相手の素晴らしい出足から得点を奪われまして、その後すぐによく追いついたなというか、うまく追いついたなと思います。1点はオフサイドだったようですが、そこがどうかなというのは少し・・・。映像を見てみないと分かりませんがというところです。ただ、最後まで、気温が今日は少し低かったんですけれども、選手たちがよく走ってくれたな、絵を合わせてやろうとしてくれたなと思います。絵が合っていない部分やプレーの質のところが少し低かったところもありましたが、ただ攻守にわたって強度高くやってくれたので、最低限の勝点1を取れたのかなというふうにも思っています」

Q:まだコロナの影響も残っていると思いますが、戦い方、雰囲気も含めて、アビスパらしい戦いは戻ってきたのかなという印象を持ちました。その辺りはいかがでしょうか?
「そうですね。自分たちらしい戦いをしようということで、選手たちと今日は入りから(集中していた)。ただ10分以内ではなかったのですが、でも早い時間帯に失点してしまったのは、これもまた課題だなと思います。できる範囲のプレーはやっていましたが、まだまだ質が足りない、自分たちからミスを起こしている。守備の場面でも、攻撃の場面でもそんなふうには感じています。

Q:今日はどういう立ち位置で戦うのかというのもポイントのひとつだったように思います。4-4-2でスタートしたのは、自分たちのペースで戦えるコンディションに戻って来ているということだったのでしょうか?
「その通りです。自分たちが100ではない中で、100に近づいてきている選手が増えたので、自分たちの持ち味である立ち位置とプレーを実行しようということで選手たちを送り出しました」

Q:九州ダービーということで、両チームのサポーターもかなり入って盛り上げてくれました。九州ダービーについて一言お願いします。
「嬉しい、そういう気持ちと、絶対に負けられないという、そういう気持ちで挑みましたが、終わってみたら、隣県対決で、鳥栖さんはずっとJ1にいるわけで、我々は2年目なわけで、背中を追ってという形ではありますが、笑顔で握手できるそんな間柄だと思います。また次にやるときは、激しく燃えるような、そういう試合にしたいし、みなさんに盛り上げていただきたいし、今日はそれができたと思います。勝てれば一番良かったんですけれども、結果云々はありますが、プレーそのものは白熱した、そういうゲームになったのではないかなと思います」

Q:嬉しいというのは、どういったところに感じられましたか?
「これだけみなさんに入っていただき、自分たちを後押ししていただく、相手選手もそう、我々の選手もそうですけれども、選手たちを後押しして、みんながサッカーに、フットボールに携わって、閑散とした中ではなくて、手拍子だけですが、盛り上がったゲームだったと思います。その盛り上げが非常に良かったと思うし、みなさんにも伝わったんじゃないかなと思います」

Q:5連戦の最初の試合で追いついてのドローという結果についてはいかがでしょうか?
「近年、こういうゲームから自分たちの負けなしのゲームが続いていくということがあるので、今日の引き分けはそういうふうに捉えていいのではないかなというふうに思います。結果はもちろんそうですが、内容のところでもう少し自分たちが上げていかないと、そういうことは実現できないなとも思いながら、チャンスあらば、そういう結果を続けていきたいなと、勝点を積み上げていきたいなというふうに思ってます」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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