【無料記事】【選手コメント J1第24節 福岡-C大阪】「ボレーがきれいに決まって良かった」/山岸祐也/クルークス
2021明治安田生命J1リーグ 第24節
2021年8月15日(日)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/4,063人
結果:アビスパ福岡 2-1 セレッソ大阪
得点:[福岡]山岸祐也(39分)、[C大阪]アダム タガート(45+1分)、[福岡]ジョルディ クルークス(90+6分)
◎山岸祐也選手(福岡);
Q:今日の1点目は素晴らしいゴールでした。まずそのシーンから振り返っていただけますか?
「監督からも、スカウティングコーチからも、ディフェンスラインが下がるのが早いから、あそこのスペースが空くと言われていて、あの時もぽっかりと空いたので(ボールが)来ないかなと思って入ったら、エミルから素晴らしいボールが来ました。バウンドしていていたし、合わせるのも難しかったんですけれども、ボレーがきれいに決まって良かったかなと思います」
Q:あのシーン以外でも、バイタルエリアに入っていくシーンが随分ありました。あの辺りはスカウティングで把握していて、意識的に入っていったという感じでしようか?
「クロスの入り方はそこを意識していたんですけれども、他のところでは、例えば前半に(田邉)草民君パス2本くらいなんかも、相手のSBがあんなに食いついてくるとは思わなかったし、試合中に見て感じたことで、草民君にあそこが空いていると試合中にも言っていたし、次にシュートを打てるところまでいこうということだったり、そういうコミュニレーションは常に取りながらやっていました。それがいい形で出ていたというのがありました。それをゴールまで繋げられたら良かったんですけれども、そこは今後に生かしていきたいと思います」
Q:2試合続けての劇的なゴールで勝点を積み重ねたというところで、一時期の苦しい時期を乗り越えて、また勢いを持って戦っていけるのではないかと思いますが、いかがですか?
「中断期間に、またチームで一体となって、自分たちのいい時の映像などを見て、こういうふうにしていこうと話して、今それがところどころ出ているし、だからいい試合になっていると思います。これを続けていって、プラスアルファで自分たちの強みであるプレッシングだったり、守備だったり、それに得点を加えて勝てるようになっていければと思っていたので、今日の試合はそれがしっかりできたし、2点目は、あの苦しい時間帯にジョルディ(クルークス)がゴールして劇的に勝てたというのはすごくプラスだったと思うので、勢いに乗って戦っていければなと思います」
Q:結果が何よりも大事ですけれども、いまおっしゃったように、自分たちの形を表現できるようになったというのも大きいのではないでしょうか?
「そうですね。さっきも言いましたけれども、自分たちの一番いい時の映像を見たんですね。切り替えの部分だったり、前から行く部分だったりを見て、そういうシーンが今日は何回か出ていたと思うし、切り替えの部分も良かったと思うので、そういうところをもっとプラスアルファしていくと同時に、さっき言ったことを積み上げていくことができれば、チームとして強くなっていくのかなと思います」
◎ジョルディ クルークス選手(福岡);
Q:非常に劇的で素晴らしいゴールで勝利しました。ゴールシーンを振り返っていただけますか?
「ベンチに座っているときから、ピッチに立ったら自分が一番重要な選手にならなければいけないと思っていて、そこで結果を残せたことは嬉しく思っています。毎日、同じようなコースで練習をしていたことが鍵になったと思います。また、マリが自分のシュートに対してスライディングをしてボールに触ろうとしてくれたことで、GKが難しくなって取れなかったのかなと思っています」
Q:あのボールはクロスだったのでしょうか?それともゴールを狙ったのでしょうか?
「あれはシュートです。逆サイドに向かってシュートを打つということをずっと言われていたので、それが得点になってよかったです」
Q:スタメンで出場したり、今日のように途中から出場する試合もありますけれども、その中で、日々、どのような意識でトレーニングされているのでしょうか?
「試合に出る11人、ベンチも含めて18人のメンバーは監督が決めることですが、先発の11人だけが重要なのではなく、ベンチも含めて18人全員の仕事が大事だと思っています。今日のゲームでゴールすることができたということで、自分も重要な役割を果たすことができたと感じています」
[中倉一志=取材・構成・写真]