【無料記事】【選手コメント J1第23節 福岡－広島】「情けないというか、悔しい」／荒木隼人／ジュニオール サントス

2021年08月11日 23時10分　
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2021明治安田生命J1リーグ　第23節
2021年8月9日（月・祝）19:03キックオフ
会場：ベスト電器スタジアム／5,182人
結果：アビスパ福岡　１－１　サンフレッチェ広島
得点：［広島］ジュニオール サントス（67分）、［福岡］前寛之（90+7分）

◎荒木隼人選手（広島）；
Q:１点リードして、相手が少ない中でのドローという結果を、率直にどのように受け止めていますか？
「情けないというか、悔しいですね。１人少ない相手に最後に追いつかれるのは、今シーズン初めてではないですし、少し前の鳥栖戦も最後に追いつかれてドローという形でした。もちろん、サッカーなので失敗があって、そこから学んで生かさないといけないんですけれども、今日のこの結果を受けて、もっともっとやらなければいけないという気持ちが強くあります」

Q:チームとして勝ちきれないということで、どういうところが足りないと考えていますか？
「今日に関して言えば、相手は１人少なくなった状態で、先制点を奪った後、もうひとつ追加点が奪えれば良かったですし、そうじゃなくても最後の締め方というところは、もっともっとチームとして統一していかないといけないのかなと感じます」

Q:最後の失点のところは、相手と広島が９対８みたいな感じでペナルティエリアの中にかなり入って来ていて難しい状態だったと思います。例えばサントスを戻すとか、なりふり構わないようなこともやってよかったかなと思いますが、その点はいかかですか？
「そうですね。アディショナルタイムにも入っていて終わりは見えていたので、そういう手段も一つだと思いますし、それを誰かが言ってやるのではなく、それぞれの選手が何ができるのかということを考えてプレーできるようにならないと、チームは勝点を重ねられないのではないかと思います」

Q:（東）俊希選手が１対１になったシーンでは、後ろからシュートだとか、キープだとかいう声は出なかったのでしょうか？
「正直、僕はシュートを打ってほしかった、ゴールに向かって良かったと思いました。あそこでキープに入っても良かったですけれども、点を取ってしまえば２－０で勝負を決められたと思うので、ゴールに向かっていく姿勢は良かったと思います」

◎ジュニオール サントス選手（広島）；
Q:ＰＫの場面では福岡の抗議の時間が長くて集中を保つのが難しくありませんでしたか？
「落ち着いてＶＡＲの判定が出るまで待っていました。最近の練習でも結構決めることができていたので、自信を持って落ち着いて蹴ることができました」

Q:幻となった２点目は、オフサイドをかなり気にして、待って、ためてから前に出たので、あの判定は悔しかったのではないでしょうか？
「ＴＶを見ていた方はよく分かると思いますが、自分はまだビデオを見ていないので分かりませんが、自分としてはオフサイドではないと思っていました。残念ながらゴールは取り消しになりましたが、自分らしい良いプレーができたことは良かったと思います」

Q:最後のシーンはどのように守り切ればよかったと個人的には思いますか？
「最後のところの寄せであったり、いろいろと要因があると思いますが、最近は追いつかれた試合が何試合もあるので、そこは修正しなければいけません。もっと落ち着いてボールを回して、せっかくいい試合をしていたので勝ちきらなければいけませんでした」

Q:勝ちきれずにドローに終わったこの試合は、チームとしてもダメージが大きいと思いますが、次の試合に向けて、どういったことが大事になってくると思いますか？
「まずは集中力ですね。そして試合から早く学ばないといけません。せっかくいい試合をしていたので、例えば、もっと早くラインを上げるとかしなければいけなかったということもあると思いますし、できるだけ修正をして次の試合に向かわなくてはいけません。せっかくいい試合をしていたので、負けに等しい気持ちですが、切り替えて次に向かうしかないと思います」

Q:ジュニオール選手のゴールで勝つことを楽しみにしています。
「アリガトウゴザイマス。自分が先に決めていたので今日の結果はすごく悲しいですけれども、みんな頑張りをすごく見せたと思いますし、チーム全体で頑張っていたので、この頑張りを次に生かしたいと思います」

［中倉一志＝取材・構成・写真］