「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第21節 福岡-G大阪】「悔しい。絶対に巻き返すとみんな同じ方向を向いている」/長谷部茂利

2021明治安田生命J1リーグ 第21節
日時:2021年7月17日(土)18:34キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/6,591人
結果:アビスパ福岡 0-1 ガンバ大阪
得点:[G大阪]パトリック(85分)

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「前半から、どうにか五分五分のゲームができたと思っています。良く戦いましたけれども、最後に勝点3を取りに行く交代のところで、終盤のところで相手にまさられた。そのように思っています。自分自身のそこのボタンの掛け違いというか、勝ちに持っていけなかった、まして敗戦してしまった。非常に責任を感じています」

Q:非常に拮抗していたゲームだと思いますし、どちらかと言えば、やりたいことをやれていたのはアビスパの方だったような気がします。結果は敗れてしまいましたが、このゲームをどのように整理されていますか?
「サッカーに必要な、ボールを動かすだけではなくて、守備のところ、球際のところ、セカンドボールを拾うところなど、サッカーの基本的なところはまずまずだったと思います。ただ切り替えのところであったり、スピードが上がった時のボールを扱う質であったり、取り切るところ、守備のところだったりが、少し質が高くはなかったなと。低くはなかったと思うんですけれども、相手に何人か上手な選手がいて、そこで少し相手に上手くボールを運ばれたり、上手くボールを取られたり、そんなふうに感じています」

Q:このあとオリンピックによる中断期間に入ります。いつもおっしゃっているように、やることは変わらないと思いますが、改めて、どのあたりの強度を上げていきたいとお考えでしょうか?
「自分たちの課題、こういう場で言うと、当然責められるんですけれども、とにかくクロスからの失点を防がなければいけない、これがひとつ。また攻撃のところでは、ボールを少し動かせましたけれども、フィニィッシュの形、ビッグチャンスというか、得点機会というところで、もっともっと回数と大きさを作っていかないといけないなと思っています。両方大事だと思います」

Q:守備の部分で前半を無失点に抑えて手応えもあったと思いますが、攻撃面では得点が取れなかったということで、こういう状態が続いていることについては、監督はどのように見ていらっしゃいますか?
「当然、自分たちの攻撃の質ですね。もう少し上げていかないといけません。でも、簡単に上がらないというのが攻撃というかボールを扱う技術であって、アタッキングサード、つまりゴールへ向かうというところは非常に難しいと思います。ただ、今日もチャンスを作っていましたし、ハンドの判定もありましたけれども、ああいう崩しも、少しできるようになってきたし、できていなかったことが少し合ってくるような、そういうところもありました。セットプレーのところも、もっともっと精度を上げてゴールに迫りたいなという気持ちもありますし、トレーニングをしていかなければいけないなと思います」

Q:連敗というところで、選手たちの試合後の表情とか、受け止め方というのは、どのように感じられましたか?
「当然、悔しいし、許されないというか、絶対に巻き返すというか、私自身もそうですし、みんな同じ方向を向いています」

Q:今日はサロモンソン選手がベンチ入りもしていませんでしたが、お話しできる範囲で、どういった状況だったのか教えてください。
「コンディション不良です」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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