J1第12節全試合振り返りLIVE(J論)【4/28(月)21時】

「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J2第5節 福岡-磐田】「全員が非常に集中した、非常にいい状態で勝利を掴んだ」/長谷部茂利

2020明治安田生命J2リーグ 第5節
日時:2020年7月15日(水)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/1,958人
結果:アビスパ福岡 1-0 ジュビロ磐田
得点:[福岡]増山朝陽(70分)

◎長谷部茂利監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「チャンスはそれほど多くはなかったんですけれども、自分たちが練ってきた策、選手の長所を出してというところでは何回か作れたので、そこは良しということです。その中でも、最後に得点を取れた形は選手たちと高めている攻撃ですね。相手のミスではありますが、そこを抜け目なく狙って点まで取るというところが非常に良くできたので、練習通りだと、そういうふうに感じています。最後はだいぶ押されましたけれども、危ない場面も何回かありましたけれども、全員が非常に集中した、精神的にも、肉体的にも、非常にいい状態でゴールを守って勝利を掴んだということだと思います」

Q:2試合続けて2失点で、今日は守備を安定させることがポイントだったと思います。最終的にチャンスらしいチャンスを与えずに無失点で抑えました。この3日間でどのようなことを強調したのか、そして今日の守備で良かった点、その2つを教えてください。
「相手の長所を消すというところ、そこが全体でできていた。そのために必要なことは、ボールに対して、ボールホルダーに対して連動することで、そういうことを高めようということで練習をしています。そこが、ある程度、今日は上手くいったということです。もちろんピンチもありました。最後の球際のところ、ペナルティエリアの中、そういうところで身体を張って、良く守っていたなというふうに思います」

Q:今日は増山選手が初先発でした。送り出した意図と、どういう言葉で送り出したのか、そして彼の評価、この3点について教えてください。
「日頃から彼にはいくつかオーダーを出していて、彼が活きるためには何が必要なのかということを考えてもらっています。その中で今日は、彼にスタートを託して、彼の良さを最初の最初から出してもらおうということでした。彼もそれを分かってくれて、最初から飛ばして、右サイドのところの攻撃、そして守備に関しても、しっかりやってくれたというふうに思っています。その中で得点をした。この評価は最上級に値します。あのゴールがなかったら引き分け、もしくは負けていたかもしれない、そういうゲームだったと思うので、パスを出した、それに至るロングボールだったり、全体でラインを上げるというか、全体が連動していくというところも含めて、全員で取った得点というふうにも言いたいですけれども、ラストパスを出した、それを最後に決めた、この2人に関しては非常に良かったと思います」

Q:守備についてお聞きします。今日は上島選手がキャプテンマークを巻き、グローリ選手と2人で激しく相手にあたり、2トップに仕事をさせませんでした。上島の選手の評価について聞かせてください。
「キャプテンマークを巻いたのは、彼が副キャプテンでありまして、その流れから今日のゲームキャプテンを任せました。今日みたいな相手ですね、上手ですし、強いですし、高いですし、そういう意味では、抑えるのは非常に難しいと思うんですけれども、ヘディング中心に頭を使って、脳みそも使って、上手く守っていたと思います。バトルが得意なタイプなので、ある意味、今日はうってつけだったのではないかと思います。また、彼だけではなくて、守備のところはCBのグローリ、最後に途中出場で出た篠原も、ある意味、そこはしっかりやってくれて、だから周りの選手たちが安心して自分の役割を果たせたとも思っています」

[中倉一志=取材・構成・写真]
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