「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【ニュース&レポート】市役所表敬訪問。「情熱のある、力強いサッカーをお見せしたい」(ファビオ ペッキア監督)

アビスパ福岡は14日、ファビオ ペッキア監督、並びに選手を代表して鈴木惇選手、篠原弘次郎選手、三國ケネディエブス選手の4人が福岡市役所を表敬訪問した。
ファビオ監督は「私たちの第一の目標は、みなさんに私たちのエモーショナルと感動を伝えること。情熱を持ってプレーするので、是非、応援してほしい」と挨拶。鈴木惇選手は「ここ数年、応援してくださっているみなさまにはふがいない想いをさせてしまっている。今年こそJ1に昇格したいと思っているので、今シーズンも一緒に戦ってください」と意気込みを語った。

一方、表敬訪問を受けた高島市長は以下のように語ってエールを送った。
「今シーズンのアビスパの活躍を見たいという市民の想いは、選手のみなさんと同じ気持ち。新しい監督の下で、新しいチームで一丸となって、是非、私たち市民に夢を見せてほしい。最後まで諦めないプレーというものが、多くの子どもたちをはじめ市民に元気と勇気を与えてくれると思うので、みなさんのはつらつとしたプレーを楽しみにしている」

表敬訪問後、メディアの取材に応じたファビオ監督は「改めてアビスパが福岡市のために戦っているということを確信した。すべての選手が市民のためにと思って頑張ってほしい」とコメント。「情熱のある、力強いサッカーをお見せしたい」と意気込みを語った。

なお、この日アビスパは、待ち望まれていた外国籍選手としてコロンビア人FWのフェリックス・ミコルタの獲得を発表(来日の日時は未定)。新体制発表記者会見で鈴木強化部長が語っていた24人体制が整った。アビスパは16日に予定されているサガン鳥栖とのトレーニングマッチを経て、雁の巣球技場での最終調整後、開幕のFC琉球戦(2/24 16:00キックオフ タピック県総ひやごんスタジアム)を迎える。守備的な戦い方から攻撃的なサッカーへの転身を図るアビスパが、どのような姿を見せるのかに注目が集まる。

[中倉一志=取材・文・写真]
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