ラスト15 本当の勝負が始まる
強い直射日光と、じっとしていても汗が流れるほどの暑さ。例年、この時期の雁の巣球技場は、そんな言葉で表現されるのだが、今年に限っては、その暑さは例年以上のように感じる。私が歳を取っただけではあるまい。連日のように、気象庁から発表される暑さに対する「厳重警戒警報」が、その証拠。熱気を帯びた空気を吸うたびに息苦しく感じることさえある。そんな中、選手たちはいつもと変わらぬ姿でピッチを走る。彼らの目にはJ1へと続く道しか見えていない。
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