【鹿島アントラーズ×名古屋グランパス】鈴木優磨へのレッドカード、まず極めて危険なタックルをした椎橋にしっかり忠告すべきだった。そこに「先入観」はなかったか?(サカノワ誌)の上田益也審判団批評
■鈴木優磨選手に審判団は先入観がある??(参考記事)
判定はBlack or Whiteではない。
Black & Whiteのグレーがある。
だからこそ、事実に基づいている客観的視点であれば、様々な見解があって良いと思う。
ということで、『サカノワ』誌が
フィジカルの強い鈴木だからこそ起き上がれて、怒りを爆発させたとも言える。
審判がまず咎められるべきは、劣悪なファウルをした椎橋であったはずだ。
しかし主審は椎橋本人が見えるかどうかの感じでイエローカードを提示し、すぐ鈴木へ意識を向けている。そこに”鈴木優磨だから”という先入観はなかっただろうか?
(中略)
後方からの足を削るスライディングタックルは、決して”テクニカルファウル”などと呼んではいけない悪質なものだ。鈴木だから立ち上がれたし、鈴木だから報復をした――。そのような主審、さらにはVARの“鈴木優磨基準”の判断基準があったように見えてしまう。
と報じた試合の審判批評したい。
■鈴木への椎橋のファウルに、2015年J1第12節ガンバ大阪×川崎フロンターレ戦後の議論を思い出す(参照リンク)
60秒、プレーできる範囲外から体にいったため。90秒は不用意な腕をみたか。2分、危険な方法でのプレー。
3分、森島に遅れてチャレンジした三竿には、カードではなく、コミュニケーションで収める。フィールドに納得感があり、神経質なカード基準ではなさそうだ。
4分の師岡とGKランゲラックの接触もすぐに間に入り、アラートをもったレフェリングで進めていく。
良いコントロールだったが、9分はステップワークでかわして欲しかった。大きく採点が下がる訳ではないが、アントラーズからすると不満だろう。一方で31分のロールバックはアントラーズからすると助かった判定だ。
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