無料:ルヴァン杯アルビレックス新潟×名古屋グランパス戦の45+1分の三國ケネディエブスへの小野裕二のファウルは「両方やりあっていたので、流しても面白かった」(内田篤人氏)【福島孝一郎審判団批評】
レフェリーに福島孝一郎、アシスタントレフェリーに淺田武士と坂本晋悟、上田益也のカルテットに小屋幸栄VAR、赤阪修AVAR。Jリーグ担当審判員としてピークを迎えるセクステットがルヴァン杯決勝のビッグマッチを割り当てられた。
1分、コーナーキック(CK)のポジション争いに介入し、大きな判定が起こるのを防ぐ。12分にも介入したように両チームの戦術分析からのマネジメントだろう。
2分、4分、6分とボールではなく、不用意に体にいったため。10分の判定からはエンパシーも感じる。16分の小野が痛んだシーンは、内田に不用意なフィジカルアクションはなく、アクシデンタル的だ。
20分のゲームの流し方こそフットボールのレフェリーのタレントであり、44分にはラフプレーを防ぐためにプレゼンスを発揮。
選手がファウルアピールよりもタフなプレーを選択するような基準を示し、セカンドハーフが楽しみになるゲームコントロールをみせた。
気になったのは、45+1分の内田篤人氏が「両方やりあっていたので、流しても面白かった」と解説したシーンくらい。福島レフェリーは、ボールにプレーできる範囲外で、先に小野が体をぶつけた行為を不用意とジャッジした。100-0の判定ではないが、リプレイ映像でジャッジできるのであれば、私ならノーファウルとする。
とは言え、採点4以上のファーストハーフだった。
~採点基準~
5:レフェリーチームなしに試合はありえなかった
4:普通にゲームを着地させた
3:カード・得点に対する微妙なシーンもあったが試合に影響はなかった
2:カード・得点に対する受け入れられない微妙な判定があり、ピッチに不満を残した
1:ミスから試合に影響を与えてしまった
0:試合を壊してしまった