無料:セザル・ラモスから学んだこととFIFA フットサルワールドカップ ウズベキスタン2024に小林裕之氏、FIFA U-17女子ワールドカップドミニカ共和国2024に小泉朝香氏【10/24レフェリーブリーフィング①】
10月24日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が今年第五回目となる『レフェリーブリーフィング』をJFAハウスにて開催した。
扇谷健司JFA審判委員会委員長は冒頭で、FIFA フットサルワールドカップ ウズベキスタン2024に小林裕之氏が。FIFA U-17女子ワールドカップドミニカ共和国2024に小泉朝香氏が参加している事を語った。
また、終盤戦に突入したJリーグの試合を普通に終わらせるためにも、「選手の皆さんも、チームの皆様も、サポーターの方も一番盛り上がる楽しい、ある意味厳しい時期です。我々審判員も、佐藤(隆治JFA審判マネジャーJリーグ統括)を中心に終盤戦に向けて、9月の後半から10月の頭にかけて、各カテゴリーに分かれて研修会を実施しました」(扇谷氏)。
佐藤マネジャーはその研修会について、「この時期の研修会の目的は、残りのシーズン、残りの試合で、何か大きくやり方を変えるとかではない。やることは一緒で、シーズン当初から地道にやっていく。ただし、見られ方は変わる。一つ一つの判定に対する見られ方、関心の持たれ方は高まります。それによって、緊張感は高まり、不安も増し、恐怖心が出てしまうかもしれない。でも、この緊張感の中で試合に関われるレフェリーは本当に一握りで、試合後の達成感も比例するように高まる。責任を感じてほしいし、誇りも持ってほしい。という話をして、色々な映像もみせました」と内容を明かし、その一部が我々メディアにも公開された。
その事象に入る前に、今年最後となった交換プログラムについて説明された。
今年は、FIFAワールドカップのトーナメントレフェリーであるイスマイル氏(参照リンク)からスタートし、海外から多くのトップレフェリーが来日した。
「(Jリーグ)前半戦に来日したレフェリーは、身長もあり、体格もよく、ピッチにいるだけで存在感がある。それに比べると、今回来日して貰ったラモス(参照リンク)、アルルアイレ(参照リンク)は決して体は大きくないんです。でも、存在感はありましたよね。
存在感の見せ方は(身長だけでなく)色々あります。
例えば、ラモスは体が大きくないけれども、カードの見せ方とか、シグナルの出し方とか、すごく研究されている。自分で鏡を見ながら、を若い頃からやっていた。あとは、ラモスは体格が凄く良い。普段から筋トレを行っていて、日本に来てもJFA夢フィールドで行っていました。怪我の予防やフィジカルコンディションを上げるためだけでなくて、存在感にも繋げています」。
日本の審判員にとって、同じ体格であるラモスからは、多くの事を学べたのではないだろうか。