石井紘人のFootball Referee Journal

無料:日本代表、56年ぶりのメダルの前に難敵スペイン戦!審判団は?【イスラエル戦:サイード・マルティネスレフェリーチーム批評】 #パリ五輪 #daihyo

イスラエル戦のサイード・マルティネスレフェリー率いるホンジュラスのトリオのレフェリングは見事だった。

3分に、イスラエル選手のエリアに入ってしまったことで、ボールが当たってドロップボールになったものの、イスラエル選手はストレスをみせず、すぐにクイックスタートしていた。

16分、山田に体当たりのようなアフターチャージをしたイド・シャハーにラフプレーで警告。神経質な基準ではないが、レフェリーのラフへの厳しい姿勢を示す良いカードだと思う。

19分のスライディングは、ボールにプレー出来ており、足裏も見せていない。選手のリアクションに惑わされることもなかった。

フィジカルも抜群で、66分のスプリント、入っていくコース共に見事だった。

69分、トラップミスを奪われそうな所を体でブロックして止めたイレイ・フェインゴールドのファウル。72分、フェインゴールドに懲戒罰が掲出されたが、ラフプレー、異議のどちらかは分からなかった。起き上った時にカードを持っていたようなので、ラフの可能性が高いか。

アディショナルタイムはカタール大会ほどではないが、EUROのように以前にも戻っていない。Jリーグ同様のカウントの試合が多く感じる。

本日のスペイン戦、どのような流れになるだろうか?

 

~採点基準~

5:レフェリーチームなしに試合はありえなかった

4:普通に試合を終わらせた

3:カード・得点に対する微妙なシーンもあったが試合に影響はなかった

2:カード・得点に対する受け入れられない微妙な判定があり、ピッチに不満を残した

1:ミスから試合に影響を与えてしまった

0:試合を壊してしまった

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ