吉田哲朗VARのAccuracyとSPEEDあるチェックからの的確なI recommend OnFieldReviewとAFCアジアカップU-23は脳震盪による交代ルール適用外【審判委員会レフェリーブリーフィング5.9⑤】
5月9日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が今年第三回目となる『レフェリーブリーフィング』を開催した。
いつも通りに扇谷健司JFA審判委員会委員長の挨拶の後で、佐藤隆治Jリーグ統括マネジャーが、Jリーグの事象について第10節までのデータを開示。加えて、【ボールをプレーしようと試みて】の具体的なケースも説明し、続いて【serious foul play】と【頭部負傷】についても説明を行った。
アビスパ福岡×ガンバ大阪戦の90+6分
「ゴールデンウイークにあった試合です。
現場もレッドカードの雰囲気は感じていたと思います。ただ、なかなかレフェリーのポジションからポイントオブコンタクトをはっきりと掴めずにイエローカードとなりました。
映像見て頂ければ分かるように、足が地面から浮いている、足裏が相手の足首よりも上で足がロールしてしまっている。
映像を見れば【serious foul play】で、VARも非常に短い時間でチェックをして、介入しました。
レフェリーは何を根拠にイエロー、レッドにするのか?一つ一つのconsideration(考慮)があります。
勢いがあって、足裏でチャレンジをして、全くボールに触れられずに相手の足首より高い部位に、インテンシティも高くて相手の足首が曲がるような絵になっている。そういったコンシダレーションから映像を見れば、VARは迷わずに、ポンポンポンと確認していけます。
映像を見て事実を掴む。
ですから、レフェリーもRRAで映像を見れば、同じ考え方で、映像を見て悩むのではなく、コンシダレーションから迷わずにレッドカードとジャッジ出来る。
現場、フィールド上で判断できるのがベストだとは思います。
決してわざとではないと思いますし、悪意もないと思うのですが、結果的にこういったチャレンジは選手生命を短くしてしまう原因になるので、我々もきちんとジャッジして、選手も気をつけることが大事なのかなと思います。」
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