西村雄一PR囲み取材②審判員のSNSとの向き合い方と近年のJリーグの選手たちとの良好な関係の背景にあるリスペクトとは?【2024.02レフェリーブリーフィングレポート】
2月3日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が今年第一回目となる『レフェリーブリーフィング』を開催した。
まずは扇谷健司JFA審判委員会委員長の挨拶、新たにJFAと契約するプロフェッショナルレフェリー(PR)になった方々の自己紹介でスタートし、新たにJリーグ担当統括となった佐藤隆治氏が2024シーズンのスタンダードの説明を行った。
続いてピッチ上でのトリオ(レフェリーとアシスタントレフェリー)とVAR・AVARによるセクステットのプラクティカルトレーニングも公開され、その後で西村雄一PRの囲み取材となった。
――レフェリーへのリスペクトの話にも繋がるのですが、日本でも時代の流れでいうとSNSがあります。それこそ審判の方でも認知度が高まるにつれ、SNSで逆に(名指しで)攻撃される流れというか、そういった事が海外含めて問題になっている部分もあると思います。現役のレフェリーとしてはどのように受け止められていますか?SNSとの付き合い方と言いますか。
「私はSNSの方の利用は避けていて、多分、僕の(審判)仲間も避けているというか、あんまり積極的には使用しないという所になっていますね。サッカーには色んな楽しみ方がありますので、そういったツールの中での楽しみ方と捉えるようにしていて、その中身に関して凄く真に受ける事はしないようにしていきたいとは思っています。」
――メンタルヘルスとかケアじゃないですけれど、その辺も比較的進んでいるのでしょうか?
「JFA審判委員会、審判部の方で、メンタルケアの方と情報交換をして、必要な場合にはそこにちゃんと話をするということはサポートされてはいます。」
石井紘人:西村さんおっしゃられたように、レフェリーへのリスペクトとか選手との関係性が近年すごくよくなったと思います。2000年代に比べたら。何が一番要因なのでしょうか?
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