石井紘人のFootball Referee Journal

プレミアリーグの審判インストラクターは若手主審の何を見ているのか?「監督が選手を見て才能を発掘するように…」【3.22レフェリーブリーフィング】

佐藤隆治氏へのインタビューは非常に興味深いものだった。

大学の同期にはJリーグ選手がずらり!イルマトフの凄さとプレミアリーグのマイケルオリバーは・・・【佐藤隆治インタビュー前編】

「2010年にイングランドに行った時、マイケル・オリバーが24歳でプレミアリーグのレフェリーデビューをしたのですが、その時に年上のレフェリーたちが『マイケル・オリバーを2022年のワールドカップで吹かせる』って言っていたのをすごく覚えています。そこまで逆算すると、24歳でプレミアリーグを吹いていないといけない。育てるための割り当てでもありますよね」

プレミアリーグというマーケティングを重要視しているリーグが、

【連載:プロフェッショナルレフェリーキャンプレポート④】審判批判に厳しく、根絶を目指すプレミアリーグ「GKがPAから出てレフェリーの元にアピールに来たら警告」

そのような割り当てを行っていることに驚いた。

そして、本日、高円宮記念JFA夢フィールドにて、レフェリーブリーフィングが開催され、Professional Game MatchOfficialsLimitedManaging Directorのマイク・ライリー氏が、佐藤氏のコメントを裏付ける説明を行った。

さらに深堀りしたいと思い、質疑応答で訊いた。

 

石井紘人:2009年時のマイケル・オリバーとアンソニー・テイラーの何を見て、彼らがトップレフェリーになると思ったのですか?

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