石井紘人のFootball Referee Journal

無料:扇谷健司JFA審判委員会委員長「佐藤(隆治)には(Jリーグ)のVARはもちろん、AFCのインストラクターとして日本の審判員がアジアで、世界で活躍するために」【レフェリーブリーフィング2023スタンダード説明会①】

127日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会による2023年の第1回レフェリーブリーフィングが高円宮記念JFA夢フィールド内で行われた。

いつも通り、扇谷健司JFA審判委員会委員長の挨拶から始まった。

「どうぞよろしくお願いします。2020年に開幕前のスタンダードの説明をJFAハウスで行って以来、メディアブリーフィングはずっとリモートでしたので、久々に対面でやれるということで非常に嬉しいかどうかわからないのですが()嬉しく思っています。」

メディアからも笑いが起きた。

「顔を直接見ながらの方が、色々なお話もできると思っております。記者の皆さんがいつもレフェリーのことを理解して頂き、色んなことをお伝えして頂いて、非常に感謝しておりますし、時として厳しいお言葉を頂くことは当然だと思っています。そういったことで日本のサッカーが発展していくという風に思っております。今日も寒い中ですがぜひ宜しくお願い致します。

最初に3Dラインの説明をさせて頂きます。御覧頂いてお気づきだと思いますが今日は私と東城穣Jリーグ総括マネージャーと昨年度現役を引退した佐藤隆治、この三人で進めていきたいと思います。せっかくですので佐藤さんから一言頂きます。」

 

佐藤隆治JFA審判マネージャーJリーグ担当(VAR

「皆さんこんにちは佐藤です。いま扇谷さんからお話がありましたが、昨年2022年は現役審判員を引退し、活動に終止符を打つことを決めまして、また今年から新しい役割、新しいポジションで人生を歩んでいくという決断をしました。

今日この後VARのシュミレーターの説明させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。」

 

扇谷氏

「佐藤さんには、これからVARの担当として、日本のVARを引っ張っていく存在として期待しています。またAFCのインストラクターとしての活動も当然出てくるという風に思っています。

やはり日本の審判員がアジアで、または世界に活躍するためには色々なことをやっていかなければいけない。佐藤さんには力になって頂くという風に思っております。

まずは3D、その後には東城マネージャーからのスタンダードの説明もあります。ただ、もし、その後に何か佐藤さんに質問等があれば、終わったタイミングで時間をもうけさせて頂こうと思っています。本日、約二時間少々になりますが、今日一日よろしくお願いします。では東城さん宜しくお願いします。」

 

東城穣JFA審判マネージャーJリーグ担当統括

「皆さんこんにちは。JFA審判マネージャーの東城です。改めて本日は宜しくお願いします。私が引退したのは2020年のシーズンで、2021年シーズンからこちらでお仕事させて頂いているんですが、去年、一昨年とリモートの方でのブリーフィングでした。

こうやって記者の皆様と対面でお会い出来る事を本当に楽しみにしておりましたし、こういうことが(コロナ終息の兆しが見えてきて)やっと出来るようになったんだと思っています。

先ほども本日の流れがございましたが、最初に概要という形で簡単に3Dの話をまずここでお伝えして、その後下に行って頂いて実際に(ビデオオペレーションルームの中で)動かしているのを見て頂ければ分かりやすいかなと思っています。」

佐藤隆治Jリーグ担当(VAR)の的確なプレゼンテーションと木村博之と荒木友輔のポイントをおさえた整理されたビデオアシスタントレフェリー【レフェリーブリーフィング2023スタンダード説明会②】

『ゲキサカ』誌もどうぞhttps://web.gekisaka.jp/news/jleague/detail/?377687-377687-fl

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